【感想・ネタバレ】北条氏康 巨星墜落篇のレビュー

あらすじ

【富樫倫太郎の北条サーガ】氏康シリーズ第5巻
氏政に家督を譲ったものの、長尾景虎の猛攻に氏康は気の休まる時がない。
危うい局面を武田信玄との同盟で凌いできたが、西から新たな危難が迫る……
北条三代目の物語もいよいよ大団円!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

北条サーガも大詰め、サブタイトル通り、氏康の晩年が描かれる今巻。正直、かなり地味めだ。今川氏が没落し、信玄が駿河に手を伸ばすことで、北条今川武田の三国同盟に亀裂が入る。そこに越後の長尾景虎が絡んで来るが、大戦とはならず、小競り合いに終始する。そもそも氏康は実権を握っているとはいえ、息子の氏政に家督を譲っていて、もはや主役ではなく、関東にしか興味のない北条家も戦国の主人公とはなれない。そんな状況で北条家をメインに物語を展開するのはなんとも窮屈そうに見える。最後も氏康が亡くなった後の、武田と徳川の三方ヶ原の戦いが描かれて、戦いの考察などはさすがだなと思わされるものの、北条どこいった感が強い。
実は氏康も亡くなったし今巻で完結だろうと思っていたら、次巻「滅亡編」もあるのだそうだ。タイトルの北条氏康がいない状況で、本能寺の変、秀吉の台頭から関東征伐という歴史のメインどころに氏政という弱めなキャラの北条家がどう絡んでいき、どう北条家らしく滅亡していくのか、その見せ方に期待しつつ待ちたい。

0
2026年04月03日

「歴史・時代」ランキング