あらすじ
英仏宗教戦争、激動の16世紀。争う、エリザベスとメアリー・ステュアート。
二人の女王とともに運命に翻弄される市井の民!
【あらすじ】
エリザベス・チューダーと、メアリー・ステュアート。二人は、イングランドの王位をめぐって争っている最中だった。プロテスタントは自分たちに寛容なエリザベスを支持し、カトリックは非寛容なメアリーを支持していた。
その争いは次第に暴力的な傾向を帯びて、ついにはフランス、スペインをも巻き込む宗教戦争へと突入していく。そのなかでネッドはエリザベスを、マージェリーの兄のロロはメアリーを支持して危ない橋を渡るはめになり、マージェリーは板挟みになって苦しむことになる……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
プロテスタントとカトリックの抗争は激化の一途。エリザベス女王のために働くネッドと、フランスの貴族ギーズ家で地位を得たピエールを中心として物語は展開していく。
Posted by ブクログ
山下達郎の楽曲「メリー・ゴー・ラウンド」をyoutubeで聞いていて、この曲は今読んでいる『火の柱』中巻の雰囲気にピッタリだと...主人公イングランドのネッド、その兄バーニーの波乱の人生と二人の恋愛模様がステキ過ぎる。抗えない現実を乗り越えて強く生き抜く女性像は男性からすると、理想の母親のイメージと重なるのかもしれない。中巻で主人公ネッドは運命の人シルヴィーをみつけ、兄バーニーは8年越しにベラの元へ、迎えに来ると信じて待っていた彼女だったが...そこにはなんとバーニーの息子が。
単純に国を二分するカトリックとプロテスタントの争いだけを描くのではなく、当時の残酷な歴史を背景にして、若い二人の恋愛模様をハラハラしながら読ませてくれる。過去一面白い海外小説である。下巻につづく。
Posted by ブクログ
ヨーロッパ各地で活動していた登場人物たちが、徐々に絡み合い、関係性が複雑化していきます。巻頭にある登場人物一覧とにらめっこしながら、それを追うのに精いっぱいという感じ。
虐げられていたプロテスタントたちが、手と手を取り合って徐々に力をつけていくのを応援していたのですが、そのプロテスタントたちが段々とおかしくなっていきます。これまでのキングズブリッジシリーズであったような、単純な善悪の戦いみたいなものにはならないようです。
この混沌とした状況をどうまとめるのでしょうか。下巻に期待です。