【感想・ネタバレ】火の柱(中)のレビュー

あらすじ

英仏宗教戦争、激動の16世紀。争う、エリザベスとメアリー・ステュアート。
二人の女王とともに運命に翻弄される市井の民!

【あらすじ】
エリザベス・チューダーと、メアリー・ステュアート。二人は、イングランドの王位をめぐって争っている最中だった。プロテスタントは自分たちに寛容なエリザベスを支持し、カトリックは非寛容なメアリーを支持していた。
その争いは次第に暴力的な傾向を帯びて、ついにはフランス、スペインをも巻き込む宗教戦争へと突入していく。そのなかでネッドはエリザベスを、マージェリーの兄のロロはメアリーを支持して危ない橋を渡るはめになり、マージェリーは板挟みになって苦しむことになる……。

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Posted by ブクログ

プロテスタントとカトリックの抗争は激化の一途。エリザベス女王のために働くネッドと、フランスの貴族ギーズ家で地位を得たピエールを中心として物語は展開していく。

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2021年01月23日

Posted by ブクログ

中巻では1560年から1573年までが描かれる。舞台となるのはイングランドやフランスだけでなくスペインやネーデルランド、はてはアフリカまでと広範囲だ。一応、主人公らしき人物(前作の主人公の子孫らしい)はいるが、本作は史実に重きを置いた群像劇と捉えるのが正しいようだ。興味深いけれども、ちょっと期待外れではある。

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2020年05月04日

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