あらすじ
驚異の265万PV!
「東洋経済オンライン」で大反響を呼んだ記事が本になりました
「同じ学校で同じ授業を受けていて、同じ勉強をしているのに、なぜあの子はできて、うちの子は……?」
そう思ったことはありませんか?
著者がこの謎について「東洋経済オンライン」の連載に書いたところ(「同じ勉強をしていて差がつく『本質的な理由』〜できる子とあと一歩の子の意外と大きい違い」)、その記事は120回の連載の中で、過去最高の反響が得られたそうです(265万PV)。
これまで、著者が3,500人以上の生徒を直接指導し、さらに東京大学大学院で通算6年以上、周囲の東大生にヒアリングした結果、明らかになったこととは……
実は、「できる子はつねに学んでいる」のです。
表面的な授業時間だけで差がついているわけではありません。
では、その「できる子の習慣」を身につけるには?
本書では、その方法の1つとして、どんな親でも簡単にできる「10のマジックワード」を紹介していきます。
10の「問いかける」言葉の力で、子どもの頭脳のスペックを引き上げることができるのです。
ぜひ、10のマジックワードを手に入れ、子ども(あるいは部下)に問いかけてみてください。
「問いかけ」だけで、子ども(部下)は変わります。
●「頭脳のOS」をバージョンアップする「10のマジックワード」
1 「なぜだろう?」
2 「どう思う?」
3 「どうしたらいい?」
4 「要するに?」
5 「たとえば、どういうこと?」
6 「楽しむには?」
7 「何のため?」
8 「そもそも、どういうこと?」
9 「もし〜どうする(どうなる)?」
10 「本当だろうか?」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
学びが遊びの人、学びが娯楽の人、学びが呼吸の人に、学びが苦行の人が勝てるはずがない。
全集中の呼吸ができない人が、全集中・常中の人に敵うはずがない。
きっと多くの賢い人は、「なんで普通に生きていれば分かることが、この人たちには分かんないんだろう」って思うんだろうな。
学ぶことって本来楽しいもので、苦行じゃない。幼いこどもは何でも触ったり、何でも口に入れたりして、能動的に学んでいる。きっと本能なんだろう。そんな本能をそのまま持ち続ける人と、いつしか学ぶことが苦行になっちゃう人がいる。そこにはどんな違いがあるんだろうね。
本能的に学ぶってのを自力でできるようにするのは、とてつもなく大変な努力が必要だと思われる。10個のキーワード、学ぶ本能をどれだけよみがえらせえ得るものなんだろう。
Posted by ブクログ
やはりキーは具体と抽象か。
国語力、読解力といわれるものの正体はまさにこの事であり、すべての科目の根幹を形成しているのもこれであると思う。物事の抽象度、具体度を意識して初めて見えてくるものがある。
そんな大事な観点を初学者にもわかりやすく、丁寧に解説してくれた良い本だった。
Posted by ブクログ
【同じくらい勉強をしなくても、なぜあいつの方が点数いいのか?
同じ道を歩いても、なぜあの人はたくさんの情報を得ているのか?】
私自身は多分(例外)の人だが、だからこそ、なぜそんなに勉強しなくてもなんでもこなせる人がいるのか、理由が分かりやすかった。
マジックワードはメモを貼ってみた。
同作者の「10の魔法のことば」よりもシンプル。
この本の具体的な事例と考察みたいな後編があったら読みたい。
Posted by ブクログ
OS、ソフト等例えがわかりやすく読んでいて理解しやすく書かれた本だった。当たり前のことだけど意識すると意外とできていなかったり(特に他人に対して)、自分を振り返る意味でも良い本だと思った。
Posted by ブクログ
勉強出来る人を本から違うと私もずっと思っていましたが、会社で働くようになって成果を出す人を観察して『考える力』が大事だと私は痛感しました。
子供のときにこの事を気づけたら、違う人生観だったのかなと思う。
自分の子には考える力が身につくように質問を投げ掛けたいと思う
Posted by ブクログ
小学生になったこどもとの会話に難しさを感じる理由がよくわかりました。簡単な問いかけを通して思考を刺激することはこどもにも親である自分にも、そしてお互いの関係のためにも有益で、コスパが抜群にいいのではないかと思います。
自分のためにマジックワードを書いた紙を壁に貼ったら娘が興味津々でいろいろ質問してきます。
Posted by ブクログ
やはり自分の頭で考えることが基本
材料を与えたり、ヒントを与えたりすることはできるが、考えることは自分でやるしかない
そのためのきっかけになる声かけについて
Posted by ブクログ
なぜ差がつくのか
→「できる子は常に学んでいるから。勉強時間以外も」
日常生活は、ぼーっと生きようと思えば、ダラダラとふつ〜に流れてゆく。
しかし、考えようと思えば、実に様々なものにあふれていて、とても興味深い。
物事には、多様な面があって、それは必ずどこかで自分につながっているし、世界に大きく広がっている。
頭の中は、誰にも制限されないから、どこまでも深く広く無限だ。
学ぶということは、面白いのだ。
単なる暗記の勉強ではなく、この楽しさを子供にもわかってほしい。
それが私の今後の目標のひとつとなった。
頭の中を充実させられるかどうかは、人生を豊かに生きられるかどうかの一つの大きな指標になると思う。
そういう意味で、子供にこの価値観を教えてあげることは、大きな宝物を授けてあげられる可能性を秘めているんだなぁと感じた。
そして、
子供のために読んだのだが、自分についての理解がすごく深まって、読んでよかったと感じた。
私は、とてもよく勉強ができたが、常に自信がなかった。
「全部暗記しているだけ。時間をかけているだけ」
仕事では失敗を繰り返し、更に自信がなくなった。
私は、瞬時に考えるということは苦手だったのだ。
しかし、私は物事を一般化する能力が人より少し秀でているような気がする。
そして、それは勉強の応用、日常生活であってもありとあらゆる場面で、私の生活をスムーズに流れるように、クリアになるように助けてくれている素晴らしい能力のようだ。
自分の良いところを見つけられたということも含め、読んでとても価値のある本だった。
Posted by ブクログ
勉強している時間以外も学んでいるから差がつく
日常から学べる人になるマジックワード↓
なぜだろう? 原因分析力
どう思う? 自己表現力
どうしたらいい? 問題解決力
要するに? 抽象化思考力
たとえば? 具体化思考力
楽しむには? 積極思考力
何のため? 目的意識力
そもそもどういうこと? 原点回帰力
もし〜どうする? 仮説構築力
本当だろうか? 問題意識力
Posted by ブクログ
寝てる時以外、学んでいる。
と言う言葉に、、はっとさせられた。
勉強の時間、仕事の時間、
プライベートと分けて考えていたが、
全て学びの時間として吸収していこうと
思った。
Posted by ブクログ
「やつは勉強ができる」とか「やつは言われたことそのままのことしかしない(抽象度が低い)」とか。そういったことは”OS”の違いによるらしい。
本書に登場するマジックワードはたしかに
・自分の頭で考える
・マインドフルに生きる
・自身のリテラシーを高める
などの効果がありそうだと感じる。自分に問いかける癖を持ちたい。他人に問いかけ脳を働かせることにももちろん使えるが、会話の切り口としても機能しそう。
Posted by ブクログ
unlimitedで読んだ
最初は子供のためにと読んだが、自分の振り返りにとても有効だと感じた。
自分自身にも適用して身につけつつ、子供にも使ってみたい。
楽しむには?目的は?この二つが響いた。
Posted by ブクログ
子どもにどれほどの効果があるのかは分からないが、この本はそのまま大人に転用し「同じ仕事をしていて、なぜ差がつくのか?」として読むことができる。
できる子は勉強時間以外も学んでいる。
学んでいるとは、教科書を開いたりノートを書いたりすることではなく、考える習慣。
考えるための問いを本書は「マジックワード」として10個挙げる。この中のいくつかでもいいので常に問う習慣を持つと、いつでも学んでいる状態に近づくだろう。
実践する。
Posted by ブクログ
10のマジックワード
①原因分析力 なぜだろう?
②自己表現力 どう思う?
③問題解決力 どうしたらいい?
④抽象化思考力 要するに?
⑤具体化思考力 たとえば、どういうこと?
⑥積極的思考力 楽しむには?
⑦目的意識力 何のため?
⑧原点回帰力 そもそも、どういうこと?
⑨仮説構築力 もし〜どうする(どうなる)?
⑩問題意識力 本当だろうか?
Posted by ブクログ
自分が大切だと思っていたことを整理してくれた印象。やる気を持たせるには自発的に考える力をもたせないといけない。分かってはいるけれども、子供にそれを則すのは忍耐しかない。
Posted by ブクログ
サクサクっと読めて面白かった。
差がつくのは結局は学びの機会・総量の違い。
これは社会人でも感じるところ。
仕事中だけが仕事じゃないんだよ。
学びの機会を作るための10個のワードが面白い。
実践的な本だと思います。
声かけにも、自分自身への問いかけにも使えます。
私は
なぜ?
どうしたらいい?
楽しむには?
の3つを主に使っていきたい!
Posted by ブクログ
考える力をOS、学校で学ぶ教科などのコンテンツをアプリと見立てた際、大事なのはOSで、そのOSをアップデートさせる10の言葉を紹介した1冊。
自分のOSはある時期からバージョンアップされていなかったとハッとするとともに、これからでもアップデートして行きたいし、子供にも語りかけていきたいと思えた。
Posted by ブクログ
子どもは親の言うことを絶対にきかない。ただ親のやってることは絶対に真似をする、すごく腹落ちしました。やる気スイッチは「なんのため?」と目的を考えさせるマジックワードで入ること。今度中1と小3の息子たちに試してみよう。5歳の娘にはまだ早いか…。
Posted by ブクログ
子育てでメモしたい箇所が割と多かった。
アプローチ1.2のマジックワード5つが重要に感じた。補助的な5つのスキルに分類されるマジックワード5つは本当に補助のようなイメージです。
Posted by ブクログ
書かれていることをざっくりまとめると、
タイトルにある、「同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?」に対しての回答として、勉強が出来る人はそれ以外の時間でも学んでいる
では、それ以外の時間で学ぶようになるためにはどうすればいいのか?というと物事に対して深く考えるようになれればよい。
じゃあ、どうすれば物後をに対して深く考えられるようになるかというと、そのためのマジックワードを10個よういしました。
という内容。
これ自体は賛成なのですが、考えられるかどうかについてを頭脳のOSと言い換えるのは、ITで糊口を凌いている身としてはなんか違うなぁという気がしたりします。「OSのスペックをあげる」という文章が何度か出てきますが、OSのスペックというのは基本的にないです、スペックがある機器の上で動くのがOSなので。バージョンを上げると言い換えた場合も、OSのバージョンを上げると互換性がなくなって古いアプリが動かなくなるなどの問題もおこるので、やはり考えられるかどうかをOSに例えるのはイマイチな気がします。
OSの上で動くソフトにしておけば、もうちょっとすんなり話が入ってくるのになという気はします。
Posted by ブクログ
The description of 'people with high abstraction power' in this book reminds me so much of my husband, and it suddenly made me feel so proud of him.
Posted by ブクログ
学びの姿勢により、3つのグループに分けられる。
1学んでいるように見えて、学んでいない人
考えずに板書するだけの人含む。
2授業だけが学びの人
真面目に学んでいるように見えて、信頼を得られ、一定の成果が期待できるが、トップにはなれない人
3日常すべてが学びの人
常に思考しており、「偶発的学習(机に向かっているとき以外にも、身の回りの出来事から学びを得る)」が出来ている人
グループ3になるには、子や部下、自分自身へ下記の問いかけをして、思考する癖をつけることで「頭のOS」をアップデートしていくことが必要。
1 「なぜだろう?」(原因分析力)
2 「どう思う?」(自己表現力)
3 「どうしたらいい?」(問題解決力)
4 「要するに?」(抽象化思考力)
5 「たとえば、どういうこと?」(具体化思考力)
6 「楽しむには?」(積極思考力)
7 「何のため?」(目的意識力)
8 「そもそも、どういうこと?」(原点回帰力)
9 「もし~どうする(どうなる)?」(仮説構築力)
10 「本当だろうか?」(問題意識力)
Posted by ブクログ
命題は大きいが、内容は特に深くはない。
脳内をOSに例えていたのが分かりやすかった。
物事を考える力が大切だが、それを幼いうちに身につけてもらうには、本人と親と周りの工夫も必要。
Posted by ブクログ
悪い内容ではないんだけど子どもに試す前に自分にやってみた方がいいかもしれない。いまいち成績が伸びない程度の子なら効果があるかもしれないけれど、勉強ができないことにもいろいろな原因があるわけで全員に当てはまるやり方でもないだろう。
Posted by ブクログ
「学習方法」とか、「脳の働きを高める方法」といったものが好きで、つい手にしてしまう。読んだときは「なるほどー」と思い、急に賢くなった錯覚におちいるもののすぐに忘れてしまっていることを反省。読んだことを生かしていこう、とメモを片手に読んでみた。
特に知りたいと思うのは「国語」だ。得意な人にどうやって勉強しているのか聞いても、よくわからないけれど出来ている、という答えが多いのではないかと思う。苦手な人はどうやって勉強したらよいかわからないため、テスト前であっても漢字練習ぐらいであとは何もやらない。
他の教科でも言えるのだろうが、特に「国語」という教科は、「日常すべてが学びになっている」と私もいつも思っていた。他で読んだもの、だれかとの会話、見たもの。いろいろなところから知ること、考えることがある。そこから語彙を豊富にしたり、考える力をつけられる。授業や、問題集で問題を解くだけでない学びも、必要になっていると思う。
では、苦手な人はどうやって勉強すれば良いのか。
「何を問われるかによって頭脳の働き方がかわる。」ということから、良質の問いは問題集に書かれているので、問題をたくさん解くことも良い。
「要するに」どんな内容なのかまとめさせる。問題を解いて、そのうえで全体を見渡して理解する、ということが必要かと思った。
与えられたものをこなしていくのでなく、自分で疑問を持って考えていこうとするように第三者からのアプローチすることが必要なのだろう。実際にどうできるのか、まだまだ難しい。