【感想・ネタバレ】織田信忠―天下人の嫡男のレビュー

あらすじ

織田信忠は、父信長から才覚を認められ、十九歳の若さで家督を継承した。大軍の指揮を任され、紀伊雑賀攻めに続き、謀叛した松永久秀の討伐に成功。さらには先鋒の大将として信濃・甲斐に攻め入り、宿敵武田氏を滅ぼして信長から称賛される。だが凱旋からほどなく、京都で本能寺の変に遭遇。明智光秀の軍勢に包囲され、衆寡敵せず自害した。実績を積み重ね、将来を嘱望されながらも、悲運に斃れた二十六年の生涯をたどる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いろいろ文献を読んで調べているのはわかるが、この本のまとめ方は一体何なんだろ。
時系列になっていなくてわかりにくい、わかりにくい。
信忠といえば、
例の部下に上げる報奨品のエピソードと、
信貴山城攻めで松永久秀を滅ばしたのと、
武田攻めで武田家を滅ぼした。
これくらいしか記録がないらしい。
あとは、信長の跡取りとして、別格扱いされていたこと。
本能寺の変のとき、信長は真っ先に信忠の謀反を疑ったこと。本能寺の変で、ひたすら逃げることをせず、多勢に無勢で明智光秀に討ち取られたこと。これが信長なら、一騎でも逃げて逃げて逃げ延びただろ。
というわけで本書はあまり知的好奇心を刺激されることなくフラストレーションだけが残った。

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2019年09月17日

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