【感想・ネタバレ】女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話6のレビュー

あらすじ

「あたし、絢と付き合ってるから」

鞠佳のカミングアウトは、校内に少なからず波紋を巻き起こしていた。
微妙な空気に包まれる中、鞠佳は自身の平和な日常を守るため動き出す。

友達や後輩の応援を受け、全てはうまくいくかのように思えた。

だが。

「なんかいい話風にまとめてるけど、ぜんっぜん意味わかんないなー」

状況をひっくり返したのは、玲奈。

「──どうして、あんたが」

鞠佳を追い込む玲奈は、不可解な条件を一方的に突きつけてくる。
果たして鞠佳は自分と絢の楽園を取り戻すことができるのか……!?

「ぜんぶ終わったら一発殴らせろ」
「いーよ。ただし顔以外ね」

超人気ガールズラブコメ第六弾!!

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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Posted by ブクログ

前巻の最後で、教室でクラスメイトが見ている前でカミングアウトしてしまった鞠佳。

陽キャで一軍女子である鞠佳にとってはそれがカーストを揺るがす一大事となるという話。

第二部ということもあってこれまでのキャラクターが育ってきていて、キャラクターとの絡みが多かった。
色んな人とすぐに仲良くなれる鞠佳だからこそ、それぞれのキャラクターの置かれた境遇を目にする。

敵対グループの西田玲奈に追い込まれて、一方的な不利な条件(クラスメイト5人の水着姿を写真に収めてくる)という難題をクリアするために奔走する話なのだが、それはさすがにフィクションっぽいけれども、その設定のおかげで鞠佳が作品世界を飛び回ってくれて、世界が広がった感じがして結果的に楽しかった。

西田玲奈との対決のシーンもとても心を動かされた。

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2025年08月09日

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