【感想・ネタバレ】社会はどう進化するのか――進化生物学が拓く新しい世界観のレビュー

あらすじ

競争? 淘汰? いや違う。
――ダーウィンの知恵は、私たちを共生へと導く。

がん細胞、免疫系、ミツバチのコロニーから、「多細胞社会」としての人間まで…。
進化生物学の最前線から、人間の社会・経済活動のメカニズムを解剖する、知的興奮の書!


「わかりやすい文体と、深いアイディアと洞察。
日常生活からグローバル政策決定まで、進化論を軸にした驚くべき探求」
――ロバート・M・サポルスキー(『サルなりに思い出す事など』著者)

「常識への挑戦の書。新たな思考を開く」
――ダロン・アセモグル(『国家はなぜ衰退するのか』著者)

『ネイチャー』誌など、各界で話題騒然!

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Posted by ブクログ

意外性のある内容はついぞ登場しなかったが、進化論という強力すぎる武器を手にした人類が、それを様々な社会的事象に適用させていく歴史をかいま見ることができた。
いわゆる「弱肉強食」という文脈でダーウィンの自然選択説が悪用(濫用か?)されているのは素直につらい。なんでもかんでも学際的であれば良いということではないですからね……。

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2024年05月21日

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