あらすじ
世紀の大発見が、ここにある!
のび太が恐竜博の化石発掘で見つけた化石。恐竜のたまごだと信じたのび太は、タイムふろしきで化石を元の状態に戻すと…生まれたのは双子の恐竜! しかも、未発見の新種だった。のび太に似て、ちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。個性の違いに苦労しながら、親のように愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界が来てしまう。キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちとともに6600万年前へと出発。キューやミューの仲間を探す旅がはじまった!
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Posted by ブクログ
今までのドラえもんシリーズで、1番泣いたかも知れない。
ジャイアンの「のび太を泣かせていいのは俺たち仲間だけだ」にも、スネ夫の機転の効かせ方にも、しずかちゃんの強さにも、のび太の深い愛情にも、ドラえもんの親心にも。
なかなか読み進めない私に、長女が何度も早く読んでと急かした本。そうだね、これをママに読んでほしかったんだね。
Posted by ブクログ
意外と、やられた感あるゎ。面白かった。
はじめは、ハイハイ、いつものドラえもんねー、て感じだったけど、まさかの、過去における未来人との遭遇(笑)。
最後、子どもの学習と情操のためにはあぁするしかないとは思いつつ...。違和感は拭えないね。
歴史を変えていない設定にして、美徳と崇めているけれど、つまりは結局変えてるしな。
人類の歴史は変えてやいけど、人類が生まれなかったかもしれない歴史は変えてる。
結局、タイムパトロール隊の役割は、人類の歴史を変えないことだからそれで正しいし、歴史、なんて物に価値を見いだすのは結局人間だけなんだろうからそれでいいけどさ、ちょっとした嫌な感じは残っちゃうね。
ま、ちっちゃい子向けの、(でもなかなかに規模の大きな)小説です。