あらすじ
歴史小説家・澤田瞳子が月刊『なごみ』で2年間にわたって連載した小説『能楽ものがたり』を単行本化。能の名曲を下敷きに創作した8編を収録。
1「やま巡り―《山姥》」/2「小狐の剣―《小鍛冶》」/3「稚児桜―《花月》」/4「鮎―《国栖》/5「猟師とその妻―《善知鳥》」/6「大臣の娘―《雲雀山》」/7「秋の扇―《班女》」/8「照日の鏡―《葵上》」。
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Posted by ブクログ
元になった能の解説や、さらにその元になった史実や伝説と合わせて読むと面白い。
能の世界って(理解できると)こんなに彩り豊かなのね~と思った…
Posted by ブクログ
能楽を元にした時代小説短編集。
「やま巡り」『山姥』
「小狐の剣」『小鍛冶』
「稚児桜」『花月』
「鮎」『国栖』
「猟師とその妻」『善知鳥』
「大臣の娘」『雲雀山』
「秋の扇」『班女』
「照日の鏡」『葵上』
の8編収録。
元の能楽が示されているので、能を知らない自分も検索してあらすじを見ました。
幽玄的なイメージのある能ですが、本作では人間ドラマとして再構成されています。
登場人物や設定などは元のモチーフに沿っているのですが、解釈が現代的という感じです。
能楽ものがたりは続編シリーズ化もありではないでしょうか。