【感想・ネタバレ】能楽ものがたり 稚児桜のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年04月29日

すっごくドロドロした人間関係の短編集なのに、幻想的な感じ(^^)能が下敷きになっていると思って読んでいたからかな?(^^;)一番印象に残っているのはタイトルにもなっている「稚児桜」♪短編も良いけれど、長編でガッツリ読んでみたいな~(^-^)

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Posted by ブクログ 2020年03月08日

短編集8編
能の本歌取りで,本歌のようなカタルシスが無く,こんな現実があったのだと説得力ある展開.「稚児桜」「秋の扇」が良かった.

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Posted by ブクログ 2020年02月15日

能の曲目に題材をとった短編集ということで、サブタイトルに、元になった曲目が添えられている。
生で能を観たことが無いけれど、興味はあって、少し本など読んだことはある。

個人的に能のイメージは、途中で世界が一転するということ。
目の前の老婆がいきなり美女の霊になったり、人が精霊の姿を現して舞ったりする...続きを読む
現実が、いきなり夢幻の世界に変わる。
もともと、美しい能面の下はおじさんの顔だったりして、外と中身は違う世界なのだ。
この本の物語も、そういった、“変わる”"本性を現す"瞬間がある。
時代を映してか、親子別れの話も多い。

子育てに向かない女、夫には向かない男、稚児にむかない美少年、スパイに向かない女。
ひたすら狩りをする美しき野生の女。
継母と、捨てられた娘。
「後で迎えに来る」という男と、同姓の同僚は信頼してはならない。
物の怪は貴人たちの心の中に棲む?

「稚児桜」と「照日の鏡」の意外な落としどころが良かった。


・やま巡り――山姥(やまんば)
・子狐の剣(こぎつねのつるぎ)――小鍛冶(こかじ)
・稚児桜(ちござくら)――花月(かげつ)
・鮎――国栖(くず)
・猟師とその妻――善知鳥(うとう)
・大臣(おとど)の娘――雲雀山(ひばりやま)
・秋の扇――班女(はんじょ)
・照日(てるひ)の鏡――葵上(あおいのうえ)

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Posted by ブクログ 2020年03月29日

能の曲目のストーリーをもとにした8編。
やま巡り─山姥
小狐の剣─小鍛冶
稚児桜─花月
鮎─国栖
猟師とその妻─善知鳥
大臣の娘─雲雀山
秋の扇─班女
照日の鏡─葵上

んんー。澤田さんは長編のほうが好き。
短編だと、やや消化不良を起こすかな。

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