【感想・ネタバレ】スパイ教室10 《高天原》のサラのレビュー

落ちこぼれ少女達が死亡率九割超の『不可能任務』に挑むスパイファンタジー!

「戦争はコスパが悪い」として、スパイ達による情報戦が繰り広げられる世界のとある国で発足したチーム『灯』。
そこに集められたのは各地の養成学校の落ちこぼれ少女達で、ボス兼教官の青年・クラウスは凄腕のスパイだが口下手&超絶教え下手なポンコツだった!

本作は、そんな彼女達が超難度の任務に挑み絶体絶命のピンチに陥りつつも、なんやかんやそれを乗り越えていくお話となっております。
(最終的にクラウスさんがごり押しでなんとかしちゃったり?)

スパイものならではのトリックも随所に散りばめられており、アクション要素もあり。
尖った能力とどこかしらに難がある個性的な面々の会話によるコミカル要素も。

このような題材のものとして、読みやすく非常にライトに楽しめる1作です!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ハイジの音楽ってどのような音色なんだろう。雑音ってわけではないのか。

フェロニカがムザイア合衆国で布石を残していたように、ルーカスとヴィレもライラット王国に爪痕を残していたんだな。LWSの由来がそういうことだったとは。

エルナの内面、アネットの残虐性、サラの自己犠牲の精神。わずか一年での成長が凄まじい。

それでもやはり頭が回る&武力に秀でているという二物を持つニケには及ばなかったけど、他のメンバーが助けてくれるはず。ジビアが呟いていたけど、捕まったもう1人って誰だろう。

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2023年11月07日

ネタバレ 購入済み

ライラット王国編が本格始動。エルナが特徴的な口調を抑えて工作活動に取り組んでいたり、アネットもアネットなりに変化の兆しを見せていたり、1年の空白期間で内面も外見も大きく成長した『灯』メンバーひとりひとりが魅力的。表紙のサラさんなんかはまさにその筆頭だけど、本編を読むとそれすらも彼女の「ハッタリ」のひとつだったような気もして、それはそれでとてもカッコいい。他のメンバーの今の姿も楽しみ。

#アツい #カッコいい #ダーク

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2023年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

エルナの成長ぶりが見られると思っていたが、エルナはまだまだ甘かった。それはそうだよね、修羅場を潜り抜けてきてはいるけれど、エルナは天才じゃない。ま、そこが良いのだけれど。

一方で、アネットはますます磨きがかかってきている。躊躇なく人を葬る残酷さが、アネットらしい。今回アネットがいなかったら、エルナは生命が怪しかった。ただ、やはり怖い存在ではある。味方でいる分には良いのだけど。

サラ巻のはずだが、サラの見せ場は結構少なかった。エルナとアネット救出のため、現れたシーンには感動したが、やはり簡単には勝たせてくれないのか。捕まったサラがどうなってしまうのか気になる。

ニケの"最強の敵"感は半端ではなかったし、どうやって彼女を倒すのだろう。洗脳で心を従わせ、それが難しいなら身体に教えこむと言うニケのスタイルは、敵ながらに見事としか言えない。
いよいよ面白くなってきた。国同士の"裏の戦争"の行く末を早く知りたい。

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2023年08月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

色々な意味で強くなったサラの活躍が立派!
メインはエルナとアネットの奮闘だけど、サラの成長に目頭が熱くなる巻。

ニケへの敗北から甘さの残るエルナの覚悟を描いたんだろうなということはわかるけど、最後にジャンをあんなに落とす必要ある……?特別な訓練を受けたわけでもない地下組織の若者だよ?
パンフレット作って配るくらいの活動しかしていなかった組織の代表に、でかい情報のみぽんと渡したらそりゃ浮き足立つだろう。
なのでエルナの憤怒はただの八つ当たりではと思ってしまったのだけど、きっとここから成長するんだろうから楽しみにしてます。

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2024年02月20日

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