【感想・ネタバレ】カレーの世界史のレビュー

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Posted by ブクログ

カレー研究の第一人者による、カレーの始まりから今に至るまでを扱った世界史です。
非常に詳しく、そしてわかりやすく書かれています。
日本におけるカレーは独自の進化を遂げていて、それはガラパゴス携帯とは違い世界へ逆輸入されるほど成功しています。
国民食となった理由に軍隊食と給食であったことの影響力があり、日本各地で切磋琢磨した結果が実ったのだと思います。
伝統的なインド周辺のカレーは当然美味しいですし、欧風カレー(イギリスカレー)も素晴らしいです。
今では簡単に手にできる日本のカレーですが、それは汗と涙の結晶であり上記2つのカレーに匹敵するか凌駕するに違いありません。
今一度、カレーに感動できる一冊。

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2020年03月23日

Posted by ブクログ

マグロの最高峰に引き続き、おいしいものの背景を知るために読みました。カレーがこれからもっと好きになれます。

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2021年07月24日

Posted by ブクログ

自称カレー研究の第一人者 井上岳久著
ご飯にかける汁物全般をインド人はカリと呼んでいたのを勘違いして欧州で料理名として伝わる。ヴィクトリア時代大英帝国に支配され伝わるも欧州ではあまり広がらず何故か東の端っこ日本で固形ルー、欧州カレー、スープカレー、スパイスカレー、レトルトカレーなど独自に発展し国民食に。私はすき家での朝食カレーが好きです。

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2021年05月11日

Posted by ブクログ

カレーの歴史や種類を紹介してくれる本番ですが、読んでいるとどうしようもなくお腹が空いてきて困ります。
カレーは相当昔から食されていたようですが、現在のカレーのベースはムガール帝国の時代に花開いたらしく、英国のインド支配と奴隷貿易とともに世界中に広まったとのこと。
日本では鳥取市がカレー消費量ナンバーワンらしく、意外で驚いた。なんで鳥取なのかは不明だが、推測としては、米とラッキョウがとれること、女性の就業率が高く手軽なカレーが重宝されているのではないかということだ。へぇ。

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2023年02月01日

Posted by ブクログ

カレー大好きまんなので、当然読むよね。
各地の食文化や宗教、社会情勢をカレーを通じて考える一冊。
カレーのレシピはいくらでもあるし、カレーの発生から日本に渡るまでの本は結構ありますが、多角的なアプローチの本はなかなかないので、読み応えある一冊でした。

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2023年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カレーの歴史や地域ごとの特徴、カレールーとレトルトの普及の様子などカレー雑学が色々学べる。
歴史など簡単な説明となっているので、興味が持てたら調べていくと、カレーを軸に地理や歴史が身につく本と感じた。

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2020年03月01日

Posted by ブクログ

‪日本の食卓の定番料理であるカレーを国内のみならず海外まで幅広く追った一冊。食文化の分析として興味深い話ばかり。インドのスパイス料理は世界にどう広まりどう受け入れられたのか?が可視化された第3章もとい“3皿目”の『世界のカレー事情』が特に面白い。これからは家で作るカレーも店で食べるカレーも美味しい以上に楽しくなりそう。‬

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2020年02月20日

Posted by ブクログ

井上岳久『カレーの世界史』。カレーはどこからやってきたのかを紐解きながら、カレーの構成や種類、世界や日本での立ち位置、トレンドなどを知ることができた。歴史的にははやはりスパイスの歴史とも関連が深く、その辺りも知りたくなった。カレー、食べたい…。

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2020年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
第1章  カレーの基礎知識
第2章  インドとカレー
第3章  カレーの世界史
第4章  世界のカレー事情
第5章  カレーと日本人

<内容>
一つ一つはやや浅いが、網羅的にカレーを語った本。「世界」に詳しい。歴史的背景はわかりやすかった。

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2020年01月22日

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