【感想・ネタバレ】ブードゥー・チャイルドのレビュー

あらすじ

今ぼくは第二の人生を送っています。つまりぼくには前世があるのです。ある雨の日の晩にバロン・サムデイがやってきて、おなかをえぐられて、そうしてぼくは死にました。前世、ぼくは黒人でした。チャーリー―それがぼくの名前でした。―現世に蘇る、前世でいちばん残酷な日。不可解な謎を孕む戦慄の殺人劇に、天才少年探偵が挑む!長編本格ミステリ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

うんうん隠れた名作って感じ。
前世の記憶を持つ少年という魅力的な謎に始まり、中学生という微妙な年齢の二人がハードボイルドさながらに捜査、推理を進めていき、自らの変わった出生を語る天才少年に出会い...

中弛みせず、まさにノンストップ。

代理出産というのが本書の主を担う真相となっているが、個人的には 
ホリー・キンデス→堀井キンです という聞き間違いや、晃士という文字を悪魔と十字架に見間違えてしまうというトリックがとても面白かった。
しかもトリックを知ってから目次の裏の絵を見ると「晃士」に見えてくるのが不思議...

ネットを使って論議をしたりネットで知り合った人と実際に会ったり、という今作の中で使われていることが『密室殺人ゲーム』に繋がったんだろうなと感じる。

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2021年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全然先が読めなかった。
期待通りにどんでん返された。
探偵のジュリアンくんもまた良いキャラですね。

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2012年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前世の記憶がある主人公が、記憶によく似た状況で義理の母親を殺される。そこに残された紋章は記憶にあるバロン・サムディの紋章だった。
義理の兄弟と推理を進めるうちに、日下部晃士の実の母親の隠された秘密に行き当たる。
強引な展開だが、歌野晶午らしいアット驚く展開が待っています。

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2013年12月30日

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