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Posted by ブクログ
捜し物屋の間山兄弟シリーズの第二弾。
編集の松崎くんの部屋に出る幽霊を成仏させようとし、そのお子様の光くんまでたどり着くお話。その流れで白雄くんの過去がうっすら判明するお話。
幽霊に焦点が当たりそうでいて、そこが切っ掛けで、実は残された子供の今後を掘りさてげてるところが面白い。正直、そんなに簡単にいかないとも思うけど(知り合った引き取りたいうちの子になりなーみたいに)そこは小説だしね。
子どもがみんな幸せになれる社会いなってほしいな。
Posted by ブクログ
この巻もテンポよく読みやすくてサクサクあっという間に読み終えてしまい、さみしさとまた次が楽しみな気持ちがない交ぜになっています。
男子たちのわちゃわちゃ(女子もひとり入ってきましたね。この子もクセがあって面白くなりそう)の中にスっと差し込まれる、白雄の不穏というか不気味さがゾクゾクします。
こういうなんともいえない魅力というか毒気とか色気を醸し出すのやっぱりうまいなぁ。
うざがってる和樹と、いつも和樹に矢印が向いている白雄のからみがよい。
SSでももだえました。
この巻では穂積さんの挿絵がないのが残念です。光とか旅館でのふたりとかのシーン穂積さんの絵で見たかったな。
テーマソングも白雄視点ぽくて、曲も絵も雰囲気があってたまらないです。
Posted by ブクログ
光の話が、悲しくて重めだったが、周りの優しさに包まれながら成長していくんだろうな、よかったよかったと思わせてくれる終わりでよかった。
徳広さん、三井さん、宝井(ポリ)さんの活躍ぶりもよし。光が思う大人とは少し違って、光を否定せず受け入れる姿、服をほめたり、ダンスを一緒にしたりなど。
なんだかんだ言いながら、みんな協力するところも、優しいところも健在、白雄の毒気は、ある理由があって(?)今回は、少し強め。和樹も、突っ込めずにいる。
続編ありそう。
まだ解決していない人もいるし。
楽しみに待つのみ。
Posted by ブクログ
前作の設定をすっかり忘れてたので、あーなんだっけなと思いながら読みなおした。結構ダークでヘビーな話なんだけどそこが好き。児童養護施設の職員きついなーと思ったけど、人手不足でストレスが溜まっている中であんな子どもがいたらそりゃ切れるわってちょっと同情。でも光の気持ちも分かる。
あとイケメン弟の性格がエッッッッッグイ。性格が悪すぎる……でもそこが目が離せない。
ドルオタ三人衆が好きだからもっと出してほしい。
お兄ちゃんは今回存在感が薄かった。
個人的にほっとしたのは、弟が京都についてきたのは芽衣子がそこで殺されることをわかっててあえて一人にしたのかと思ったんだけど、そこまでひどい男じゃなかったので安心しました。ひどいのは私の方だった。