【感想・ネタバレ】ダブルエージェント 明智光秀のレビュー

あらすじ

実力主義の信長家臣団の中でも、明智光秀の出世は異例だった。現代でいうと、五十歳で
三菱商事に課長待遇で入社し、三年後には筆頭取締役に昇進するようなものだ。諜報、監
視、駆け引き、裏切り……。織田信長と足利義昭――。二人の主君に同時に仕えた男は、
情報、教養、そして、したたかさを武器に、いかにして出世の階段を駆け上がったのか。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

光秀が信長に謀反を起こした理由については、不仲説や秀吉陰謀説など様々な説が提示されています。
その中でこの本では、茶の核を含めた光秀の感性を中心に据えており、面白かった。
また、あれだけ優れた軍略家である光秀が、なぜあれほど無謀な戦を仕掛けたのかについても光秀の美意識が徹底されており、完璧主義の光秀らしさを感じることができた。

史実と創作が混じっているのだとは思いますが、エピローグも救われる内容になっています。

現代の会社員としての働き方に当てはめられているところもあります。すごいとは思うけど、なかなかそこまではできないなぁ…。

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2022年01月18日

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