【感想・ネタバレ】騙し絵の牙のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月29日

エピローグを読むまでタイトルがしっくりこなかったが読んで納得。
血の繋がりより精神の繋がりが強いんだなと改めて思った。
そんな関係を私も家族や周りの人と築いていきたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年02月11日

映画の予告編で、騙されてしまった。(映画と原作とは違うらしいが…)そして想う。「騙し絵」とは「牙」とは。速水は誰を騙したのか、と。

「あいつは騙し絵みたいなもんや」「みんな認めたくないんや。速水輝也に裏の顔があったことを」と語る。しかし、本当に”裏”なのか、騙したのかと疑問に思う。きっと、編集者と...続きを読むして作品を作り上げたい、だけの気がする。それが、今の出版社では実現できなかっただけに過ぎない。

ネットが社会インフラの中心になった今、既存の業種、企業は須らく転換期を迎えている。出版もTVもきっとそうなのでしょう。単に活字離れや出版不況、デジタル対応だけでなく、何のために出版社があるのかを問われている。その答えの一つを速水が提示した、と。

「利益も大切だが、出版社には読者におもしろいものを届けるという使命があるはず」速水が語る。不況と嘆くより、大人が本を読まなくなった理由を、本を読むような工夫を、もっと、考えるべきではないでしょうか。ネットを使って。

最後に、解説のページで、「俺なら、もうちょい」と語る場面がある。思い入れがあるせいかもしれないけど、役者さんの奥深さを実感した。映画を観損なって、残念です。

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Posted by ブクログ 2023年05月11日

表紙はともかく中表紙と最終ページに大泉洋さんのカラー写真ページがあって、やけに大泉洋を推してくるなーと思ったら、大泉洋さんのために書かれた小説なんですね。びっくり。
人たらしの才のある主人公・速水輝也が人脈と機転で自らが編集長を勤める雑誌を廃刊から救う、的な話かと思いましたが、最後はいい意味で予想を...続きを読む裏切られました。
久しぶりに睡眠時間を削って読み終えた本でした。

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