あらすじ
アイディア創出から、ビジネスモデル構築、事業の循環まで――
日本におけるビジネスモデル研究の第一人者が、実務の最前線で活用されている方法、海外のイノベーション教育プログラム、学術の先端領域、を数多くの事例、ビジュアルとともに一冊に凝縮した「実践ガイドブック」。
【本書の主な内容】
第1部 ビジネスモデルの基本
ビジネスモデルとは何か、それを学ぶ意義がどこにあるのか。これらの前提を押さえたうえで、フレームワークの使い方や、ビジネスモデルを創造するサイクルについて学びます。
第2部 分析から発想への「飛躍」
異業種のビジネスモデルを模倣する発想法、常識を疑うブラケティング発想法、過去から未来へのトレンドを書き出す未来洞察法など、アイディアを発想する方法を紹介します。
第Ⅲ部 発想をカタチにして検証
世界で活躍するデザインファームは、どのようにプロトタイプ(試作)をつくり、筋の良さを確かめるのかについて、ビジュアルな表現やストーリーで語る方法を説明します。
第Ⅳ部 ビジネスモデルの発展的学習
成長する仕組みづくりに向けた好循環のあり方、創造的なアイディアを得るための人脈づくり、サイエンスとアートのバランスを保つことの大切さなどを紹介します。
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Posted by ブクログ
創造学派=ニーズがないところでも、生み出せる=セコム飯田さんの例。新しいビジネスを作り出す。
イノベーションとは、新しい技術だけではない。仕組みや組織の改革による価値の創造を含む=エジソンは、電球の発明ではなく、イノベーションを起こした。
ゼロックスは、コピー機を発明しただけでなく、リースと従量課金というビジネススタイルを発明した。
キャノンミニコピアは、カセットカートリッジというイノベーションでコピー機を変えた。
スノーピークは、ユーザーコミュニティによって問屋の中抜きをして価格を下げて品質を上げた。
要素に注目する、関係に注目する、方法。
事業コンセプト=顧客はだれか、提案する価値は何か、その方法はどのようなものか、を表にする。
アイデアが膨らんできたら、ビジネスの4つの箱、に入れる=主要経営資源と主要業務プロセスから、どのような顧客価値の提案ができるか、そこからどのような利益方程式が生まれるか、を考える。
初めに模倣ありき
ジャストインタイムは、アメリカのスーパーマーケットから。セブンイレブンは、アメリカの仕組みで日本の零細小売商店を復活させる、ヤマト運輸はアメリカのUPSから、アップルのマッキントッシュはゼロックスのGUIやマウスから、生まれた。
反面教師から繁栄につながる
ホンダのオートバイは、ハーレーの逆転の発想からシティコミューターとしてのオートバイを作った。さらにハーレーはモノからコトを売るマーケッティングの転換をした。
既存のサーカス小屋を反面教師として、シルクドソレイユは道化師や動物を排したパフォーマンスを追求。
伝統的なワインに対して、気軽に飲めるワインをイエローテイルがつくった。
QBハウスは伝統的な理髪店を反面教師とした。
観察は、ありのままを受け止め、すぐに判断しない、すべてに疑問を持つ、好奇心旺盛、パターンを見つける、力。
メルセデスは、イオンモールに展示することで、高級車特有の近づきがたさの殻を破った。
好循環の仕組みを気づくことが長い繁栄のカギ。一時のイノベーションで終わらせない。
低価格戦略→マーケットシェアの増加→販売数量の増加→規模の経済性→商品原価低減→低価格化
数値で表せる必要がある。ブランドイメージのようなものでも、数値化する必要がある。
HEROZ=計算処理サービス。営業をしなくても勉強熱心な経営者層が集まってくる。
SHOWROOMの動画配信サービス=ギフティングによる顧客同士のつながりの深さ
ヤクルト=小口化と信頼構築
コマツ=IOTによるソリューション提供
ファクトリエ=工場直販モデルによる付加価値の創出
タカヨシ=不安定商材の補完(直売所運営)
スノーピーク=コミュニティ形成
しまむら=売り切りと完全買い取り、多品種低価格販売。
コメダ珈琲=ドリンク中心、食べ物はパン中心、飲食店ではないので調理師が不要。
ビズリーチ=絞り込み、情報公開でマッチング最適化。
Posted by ブクログ
新規事業、アイデーションのヒントとするべく読書。ビジネススクールで学んだもののよい復習になったように思う。
メモ
・シュンペーター新結合の種類
新しい製品サービスの開発
新しい生産方法の開発
新しい市場の開拓
原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得
新しい組織の実現
・イノベーションには製品、プロセス、ビジネスモデルの三つがある
・ビジネスモデル の構成要素
顧客価値提案
利益方程式
経営資源・業務プロセス
・ビジネスモデルのステップ
分析、発想、試作、検証
・破壊的イノベーションに必要な能力
ネットワーク力
観察力
質問力
関連づける力
実験力
・特徴の書き出しから逆をかいてみて、発展を検討する。バリューカーブを考えてみる。