あらすじ
報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。梓の依頼は、旦那殺しの容疑で逮捕されたという母・郁美の弁護だ。悪名高き〈死体配達人〉が実母を担当すると聞き動揺する検察側。母子二代に渡る殺人の系譜は存在するのか? 「御子柴弁護士」シリーズの最高傑作。
連続ドラマ化で話題独占!
「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」 12.7放送開始 毎週土曜よる11時40分
原作・中山七里『贖罪の奏鳴曲』『追憶の夜想曲』『恩讐の鎮魂曲』『悪徳の輪舞曲』
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
主演:要潤 ベッキー 津田寛治
悪徳、法外な報酬、絶対勝訴。悪魔の法廷劇が今、始まる!
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Posted by ブクログ
中山さんのミステリーは岬洋介シリーズから入った。とても面白かったので、それから別の小説を読んでみようと手に取った中の一つ。同じ作者が書いたのかというほど雰囲気の違う文面で驚いた。
御子柴シリーズは、実際ありえない経歴を持つ弁護士という設定で、弁護士としては少々無謀な手段を用いることもあるが、それでも、グイグイと最後まで引き込まれていく。
今回は、身内である家族の犯した殺人容疑の弁護人となる。
自分がかつて起こした重大事件後、30年経っての妹との再会。母にかかった殺人容疑を知る。そして、妹の梓は、そんな過去を持つ加害者家族の弁護を引き受けてくれる弁護士がなく、憎しみを抱えながらも仕方なく兄の御子柴に依頼を頼みにくる。
あくまでも仕事として弁護を受けることにした彼だったが、自分の起こした事件後、加害者家族として過ごしてきた彼らの足取りを調べることにもなった。
そして裁判が終わり、母の判決が出た直後、
呼び止められた母からの悲しい告白、御子柴は何を思ったのでしょうか。
おもしろかった
本当にすごいなと思う。ザラザラと心に残るがなんだか少し感動もする。毎度の逆転はさることながら本当に素晴らしい。中山七里先生の頭の中はいったいどうなっているのかのぞいてみたい。次回も楽しみだなと期待してしまう。
Posted by ブクログ
御子柴の実の母親の弁護
事件後になにがあったのか、母親は殺人を犯したのか、自殺なのか
モンスターの親はモンスターなのか
最後の3ページにこれまでにない御子柴を感じました
Posted by ブクログ
御子柴の母が再婚した夫(第二夫)の殺害容疑をかけられた。御子柴の妹が弁護士探しに奔走するも誰も請け負ってくれず、嫌々御子柴に頼みに来た。
御子柴は母の弁護をすることになる。御子柴が少年院にいたとき、母と妹がどんな暮らしをしていたのかを調べたり、実の父が自殺した件について調べたりもする。
結局、第二夫が冤罪をかけるように自殺した。第二夫の前妻は通り魔に殺された。死体配達人の母に冤罪をかけるため、結婚し、自殺した。
これも面白かった。
母と妹が出てくるとは思わなかった。
妹が御子柴を大層嫌っていて、御子柴が可哀想になったけど、母と妹が死体配達人のせいでどれだけ迫害されてきたか、どんな暮らしぶりだったかを読んで、御子柴を恨む気持ちがとんでもなく大きくなってても仕方ないよなと思った。
冒頭で、母が夫を自殺に見せかけて殺すシーンがあったから、てっきり第二夫を殺したのかと思ってたけど、あれは最初の夫を殺したのか。
御子柴が幼女を殺したせいで遺族が慰謝料を八千万請求したが、夫婦は払えず、夫の案にのって夫を殺した。
その理由が、御子柴に慰謝料を全部背負わせるのは可哀想だから、っていうのが泣ける。
親の愛があったんやな。
はーーーー
Posted by ブクログ
相変わらず面白い。
教官の次は実母か…仕方ないとはいえ胸中掻き乱されて大変だな…
郁美の人物像がなかなか掴めず、隠し事してることもあって謎の怪しさが常に感じられてそのせいで(おかげで?)最後まで「やったの?やってないの?」がわからなかった^^;
冒頭のシーンそっちの方だったのか…
終盤の小曾根の台詞は心底同感…
「精神を病んでようがガキだろうが犯した罪に変わりはないはずなのに、加害者を守り被害者やその家族は守らない法律なんておかしい」という主張。
法律って一見平等なように思えるけど実際そうじゃないよね…日本の法律なんて改めて考えるとおかしいところたくさんあるんだからさっさと法改正して欲しい…被害者とその家族の人権は守らないのに何で加害者の人権ばかり尊重するんだろう…
そしてまさかのまた倫子登場。
前作も最後に手紙で登場したし何気に御子柴にとって無意識に重要な位置付けになってきてたりするのかな……?なんて。
次回も楽しみ!