感情タグBEST3
悲しい過去を背負いながらも前を向き、素直で心優しいレイゼルと、彼女を温かく見守る友人や村人達、そして、そんな彼女を大切に思っている事に気付いたシェントロットの心暖まるお話です。
薬草茶とスープが柱になりつつも、しっかりとしたお話になっているので読み進めるうちに穏やかな気持ちになれると思います。
今巻は前巻と比べて大きな展開や謎の解明なんかはなく、その後の日々みたいな内容。
薬草の学校のころの友人のところに湯治に行く話が主で、その地を離れるまでのお話。
でもやっぱり、この食べ物はアレだろうなって思いながら読み進めるのは楽しみのひとつ。
今回も美味しそうなスープに、それぞれの薬効のあるお茶が魅...続きを読む力的。
可能なら、私にも作って欲しい。
今回も優しくて、あったかくて、癒されました。
Posted by ブクログ 2023年08月11日
薬草茶のお店を営む虚弱体質のレイゼルは、村の仲間達とのどかで平和な日々を過ごしていた(過保護にされながら)。
ある日、レイゼルがかつて男の子のフリをして王都で学んでいたレイであったことが、隠していた警備隊長のシェントロッドにバレてしまう。秘密にされていたことに深い事情があると思ったシェントロッドは、...続きを読む気付いたことにレイゼルが気付かないように知らないフリをする。
共に時間を過ごすことを重ねる中で、2人の関係もだんだん変わっていってる感じ。一定の距離を持ってたのに親しくなってる感出てきた。優しい感じだよね。村の人たちも、始めはシェントロッドに対して警戒心もあったのに、今では2人を生暖かく見守ってたりして、読んでる側もニヤニヤしちゃう。
