あらすじ
150キロが出なくても生きる道はある。日米通算21年、100勝100セーブ100ホールドといった数字に残る記録に加え、ワールドシリーズやWBCでの快投など記憶にも残る上原浩治。その哲学とも言われた「雑草魂」とは結局、どんなものだったのか。引退を迎え、初めて綴られるその過程と、意志、哲学。決して平坦ではなかったその日々に隠された、結果を残すための方法論とは。高橋由伸、松井稼頭央対談収録!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
イケイケの時の上原ではなくて、
引退する前の上原の物語。
なかなか興味深い話でした。
上原って150キロを投げたことがない、
というのが信じられない。
昔、坂東英二がラジオで言ってました。
「上原だけが5メートル手前から投げとる」
そのくらい球に勢いがあったので。
あと、
あまり言われていないのですが、
第1回WBCで最初に先発したのは上原。
大会も相手もよく分からない状況で、
「あんなところで投げられるのは上原しかいない」
と、これは知り合いの野球経験者が言ってました笑
そのくらいメンタルがお化け。
そんな人の話なので読んで損は無いと思います。
Posted by ブクログ
上原の生き様そのものだと思う。いい本だった。
二軍は経験する場所、一軍は結果を出す場所。
その割り切りもプロっぽくてすごくて新鮮だった。
自分を知って、やるべきことを自分で決めて、やり切る。
それをやり切ったなら、後悔はない。
Posted by ブクログ
読売ジャイアンツやレッドソックスなど日米を股にかけて活躍した上原浩治投手が引退までの心の葛藤と自身の野球観について書いた一冊。
ジャイアンツへの移籍の意向と引退までの真相が本人による回想で知ることのできた第1章と遅いストレートで結果を出すためにこだわってきたことや野球に対する想いを語り尽くした第2章と第3章と上原投手の野球人生を知ることで自身のこだわりを捨ててまで結果を求めるプロの厳しさと栄光を掴むための弛まない努力を知り舌を撒きました。
バッターを立たせてピッチング練習をすること、どんな球種でも同じフォームで投げるために癖をなくす努力など成功への正解がない世界で様々な経験を積んで結果を残してきた上原投手の考え方は自分の人生でも応用できるものが多いとも感じました。
また、クローザーとして毎日切り替えをしていたことや引退を公にせず身を引きたかったことなど本書で初めて知る上原投手の本心も知ることができました。
また同級生の高橋由伸氏と松井稼頭央氏の二人との対談も上原投手の素顔が知れて興味深かったです。
何事も経験をすることや他人が評価することを意識することなど先発、セットアッパー、クローザーと全てのポジションで成績を残してきた上原選手だからこそ感じる思いはすごく刺激を受け、自分の人生にも活かせる部分もあると感じました。
そして日米で活躍し、様々なポジションで結果を残す稀有な経験をしている上原投手が今後球界にどのような貢献をしていくのかも楽しみになる一冊でした。
Posted by ブクログ
「やりたいことから 逆算して必要性を考える」
「結果で返せないのは過程に準備不足が潜んでいる」等
ありふれた言葉かもしれないが、巨人でもメジャーでももがき進んできた投手だから、心に響く。
「球種を増やすのではなく、いま、持っている球を磨け」という工藤公康の言葉も、そう。
「引退セレモニー」の欺瞞生に対する潔さも。