あらすじ
ドロヘドロの林田球が放つ、SF大宇宙!!
宇宙というどこまでも広がる黒い暗闇のどこかで、血だらけで漂う一人の男がいた。
彼の名はザハ=サンコ、14歳。
その骨は「どんな願いも叶える」と言われ、特別な力を宿す「闇の皮」、「闇のニーモツ」を持つサンコは、全宇宙人からその身を狙われる身であった。
相棒の「闇のニーモツ」・アバキアンと共に、宇宙をまたにかけるサンコは、今日も襲い来る宇宙人共を、片っ端からブッ殺す!!
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Posted by ブクログ
宇宙を舞台にしているものの、SFというよりファンタジーな、独特な雰囲気のバトル漫画。
シリアスな謎解き要素もあり、派手に血飛沫も飛ぶけれど、基本的には主人公とバディとのコミカルな掛け合いに笑ったり、不気味ながらも美しい絵を堪能したりしながら読める楽しい漫画。
前作『ドロヘドロ』の雰囲気を継ぎながらも、さらにポップに軽やかに描いている印象。
前作ドロヘドロと同じく、グロいけどゆるくて明るい感じ。
主人公の骨を手にしたものは願いを叶えられる。そのせいで命を狙われている。なぜそうなのか、誰がそうさせているのか。
主人公はそいつを殺して自由になろうと思っていて、それが私には新鮮だった。