あらすじ
6ステップ 14のアプローチで時短は実現する!
経営者から現場の店長まで必読の書
●99%の時短は間違っている
●非製造業の生産性向上を初めて体系化!
●図解と事例で頭がスッキリ
●労働時間↓と顧客満足↑を同時実現
●生産性の研究者が現場1000回で理論化した14のアプローチ
●忙しい時間帯ではなく、ひまな時間帯に着目せよ
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Posted by ブクログ
サービス業における、生産性向上を如何にして行うかについて、ふんだんに盛り込んだ事例と、少しだけ理論的な背景を述べている本です。
よくある根拠もなく、著者の思い入れ(独断と偏見ともいう)と勢いだけで書かれているようなビジネス書とは少し違い、読みやすくかつ、取り組んでみようかな、と思える本です。
冒頭に「何をすれば会社が成功するという戦略を行う指南書ではありません」と潔いのも○で、日本人は戦略を語る人が好きだが、戦術・実行が大事だ、と説きます。
グッドです!
特に、サービス業(飲食店)などの店長さんが、現場を改善するときのアプローチの仕方を提示しており、現場のリーダー系の人には良いと思います。
一番、おぉ!と思ったのは「・・・勘違いしやすいところなのですが、忙しくないときに従業員の手が空いている時間、つまり「手持ち時間」をどう減らすのかが、生産向上につながるのです。経営がコントロールすべきなのは、忙しい時間ではなく、ひまな日や時間帯なのです」です。
なぜ暇な時間を工夫すべきなのかは、是非、本書で。