【感想・ネタバレ】アメリカ黒人の歴史 新版のレビュー

あらすじ

合衆国総人口の約十二パーセント、三千万人以上を占める黒人たち。人間としての、市民としての平等を求める彼らの闘いは、どのようなものであったのか。合衆国独立前から南北戦争を経て公民権運動へ、さらに真の解放を目指す現在までの長い苦闘の歩みを歴史的発展とともにたどる。旧版以後二十七年の変化を見据え、大幅に書き改めた。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

モントゴメリーでのローザパークスの行動が、マルチンルーサーキング牧師の非暴力的抵抗に繋がっていく,黒人運動の歴史を知るのによい。

黒人大統領の登場を含む,改定版が出るのを期待する。

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2012年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトル通り、アメリカにおける黒人の歴史を年代順に、分かりやすく解説した一冊。大きな事件だけをクローズアップするのではなく、それぞれの時代の様子が丁寧に説明されているので、大きな事件や各戦争へ繋がって行った経緯がよく分かる。
さらに、最後の章で述べられている通り、アメリカにおいて黒人問題は未だ、解決してはいない。貧困という問題と絡み合いながら、より複雑化しながらも歴然と存在するのだ。形は違っても、格差という社会問題は日本にとっても他人事ではない。そのことがよく分かる内容だった。

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2012年08月24日

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