感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ 2022年12月17日
本読むのに疲れていたけど、これはとても楽に読める。ゆる〜く続けていいんだ、そうそう、そんな気持ちなるなる、と一話ごとに共感した。
後半はところどころ感動して泣いてしまった。多分冷静に考えるとそんな大げさな話じゃない、と思う。それでもなんだか著者の心の中の戦いを応援したくなってくる。
運動に対して...続きを読むは基本的にしんどい、やりたくない、とネガティブだけど、著者の、自然に対する表現がとても気持ちがいい。本当に情景が浮かぶような、気分が晴れやかになるところも読んでいて良かった。
たまに悪態をついたり、サボれてラッキーと思ったり、゛初骨折も誇らしいほどだ。いい時間を過ごすと、失恋という痛みもやがていい思い出になる、これまた、男女の妙のようですな。゛と登山の締めくくりの一文も、尻の骨折ってて何言ってんだ、と面白かった。
どうしてこんなことやってるんだろう、と思った時に続けるにしても止めるにしても「ま、いっか」と気楽にさせてくれる本でした。
Posted by ブクログ 2022年10月02日
小説家は運動なんてしないんだろうという勝手なイメージ。でも、一日中家にこもっているなんてことないですよね。
決して運動が好きなわけではない角田さん。運動する動機は、運動が好きだけでなくていいんだなと改めて思います。そして、今からでも始められる(かもしれない)運動のバリエーションにも驚きました。いわ...続きを読むゆる「ガチ」でなくてもいいんだな、とりあえずやってみて合わなかったらやめてもいいんだな、ちょっとやってみたいな、そんな風に思えます。
フルマラソンは抵抗がありますが、メドックマラソンには出てみたい!
Posted by ブクログ 2022年07月06日
体育、とあるけれど、つまりはランニング→マラソンの話。
しかしすごいな、角田さん。小説家なのに。
いや、小説家だからその体験もするする読めるというもの。
体力測定の1000mさえまともに走れなかった私には、信じられない世界です。
最後の、ワイン飲みながら走るボルドーのメドックマラソンは、読みながらこ...続きを読むちらも幸せな気分になった。
私下戸なんだけど。