あらすじ
信長公記とは織田信長の旧臣太田牛一が記した信長の一代記である。信頼性が高く、信長研究における必須の史料として知られている。
本書はこの一級史料を現代語に訳し、21世紀の読者にも理解できるよう、注釈をつけるなど、再編集をほどこしている。
当時を生きる武将たちの姿を活写した本書は、信長ファン必読の一冊である。
※本書は2013年に刊行された『現代語訳 信長公記』(新人物文庫)を再編集したものです
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
謀反の繰り返し。ひどい時代だと、思ったけど、
会社も同じかもね。
ボーナスをもらったら、「ありがたいことであった。」と言われるのか。
面白いな
Posted by ブクログ
一生懸命だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る。▼40歳までは勝つように、40歳からは負けぬように。武田信玄 (-1573)
死ぬ覚悟で戦えば生き残る。生き残ろうとして戦えば必ず死ぬ。上杉謙信 (-1578)
恃(たの)むところある者は、恃(たの)むところの為に滅びる。人が城を頼っても、城は人のために何かしてくれるわけではない。自らを恃(たの)みて、人を恃(たの)むことなかれ。▼是非に及ばず(正しい・正しくないを論じても仕方がない)。織田信長 (-1582)
敵を以て敵を征す。豊臣秀吉
いさめてくれる部下は、一番槍の勇士よりも価値がある▼勝つことばかりで、負けることを知らなければ、いつか害がその身に至る。徳川家康 (-1616)
寝所を出たその時から、その日に死ぬ覚悟をせよ。藤堂高虎 (-1630)
Posted by ブクログ
いつかは読みたかった信長公記。
全体的には、あったことが淡々と記録されている印象。
地図は期待したほどは無く、地図は手元に用意した方が良い。
戦乱の世を治めるために一貫した行動哲学を持ち、凄まじい速さで実行する様は、歴史上の英傑ぶりが伺える。
また所々で町民の訴えへの対処などもあって、そんな事まで対処していたのか的な発見もあった