【感想・ネタバレ】トヨトミの逆襲のレビュー

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Posted by ブクログ

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前作に引き続き面白かったです。やっぱり企業ストーリーは好き。統一社長時代だけだったので次の照市の社長時代も見たかったかも。彼目線の経営だけだったので、ちょっとそこは物足りず。この話を読んで、自分の会社はガバナンスが効いているんだろうか?日本に五万とある下請け工場は100年に一度の変革期に大丈夫なのか?案外、そういうとこに日本の技術があるのかも?とかそんなんも考えました。

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2022年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作トヨトミの野望ほどの衝撃はなかったが前作同様の緊張感と面白さは維持されている。今回の小説のテーマでもあるEV化、CASE化の進展はまさに自動車業界の構造を変えるテーマになっている。中でもEV化は喫緊の課題で、欧州発の環境問題への関心の高まりとともに各社の取り組みが注目されている。昨年末に水素自動車にこだわっていたトヨタがEVシフトを発表したのもEV化に取り組む姿勢を見せないと、マーケットに置いていかれるという危機感から発したものだろう。
今回の小説では未来予測も含まれていて、現時点ではその通りになるかどうかはわからないが、航続距離1000キロの車で量産化ができたらEVも一気に普及するだろう。どこがそのハードルを乗り越えるのかどうかはわからないけれど。
小説の中で社長は退任を決めていたが、EVが量産化するまでは今の豊田章男社長は辞められないと思うのだが果たしてどうか。

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2022年01月03日

Posted by ブクログ

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トヨタの名社長であった奥田氏と豊田章男氏の確執を描いた小説
前作はほぼ事実っぽかったが、今回は微妙な感じ。まぁ、実情はなんとなく伝わってくる

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

トヨトミも大企業病の様子を呈し、現社長の豊臣統一をうまく操作して、自分の利益ばかり優先する役員が周りにいるようになった。EVで完全に乗り遅れたトヨトミは果たして生き残れるのか?
今回もトヨタ自動車の状況をよく踏襲していて、現実なのかフィクションなのか時々わからなくなる。豊臣統一の性格や行動も現実のトヨタ社長の豊田章男と非常によく重なる(もっとも愛人の話とはどうかわからないが)
社内闘争の話がほとんどで終わるのかと思い、少しうんざりしていたが、統一も退任することになり、最後に思慮深い人事を行い、痛快なエンディングとなる。トヨトミの逆襲である。

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2022年01月21日

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