あらすじ
JavaScript(ES2015以降)をフル活用して
柔軟性に富んだWebアプリを作成しよう!
フロントエンドもバックエンドも
JavaScriptのスキルを120%活用する
本書は
「Get Programming with Node.js」
Jonathan Wexler, Manning Publications Co, 2019
の翻訳書です。
アプリケーションを構築できるプラットフォームは数多く存在します。Node.jsは、そのひとつですが、Webアプリケーション(インターネットを介してリクエストを処理し、応答として処理したデータとビューを返すアプリケーション)の構築に適している点が最大の特徴です。
本書は、純粋にJavaScript(ECMAScript 2015以降)だけを使ってアプリケーションを構築する手法と、その手立てを提供します。そのため、JavaScriptの機能と使い所の極意を否が応でも学ぶことになります。
また同時に、本書はWeb開発への導入編となるでしょう。Webアプリケーションを構築したことがないとか、内部的な仕組みを完全に理解していなかったという人は、本書で、その全貌を学ぶことができます。
本書の目標は、サンプルやコードを通じて、これらのコンセプトを説明することであり、サンプルを使い・変更して、読者が自分のアプリケーションを作れるようにすることにあります。
【本書のポイント】
・9つのユニットと38の短い章構成
・節ごとの理解度チェック
・章ごとの練習問題
・豊富な補足事項とポイント解説
【読者が得られること】
・Node.jsを使ったWebアプリケーション構築の基礎知識
・Node.jsによる実用的なプログラミング能力
・ECMAScript 2015以降の新しい機能を使ったプログラミング手法
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2021年01月31日 15時56分14秒 読み終えた
2020年6月にUnit 3を終えたところで中断していた。半年置いて再開しようとしたら、前の内容が全く思い出せず最初から読み直すことになった。
Node.js入門というよりはNode.jsによるWebアプリケーション開発の入門といった内容だった。ひとつのWebアプリケーションを一から公開まで持っていく過程を通してWebアプリケーションの開発を学ぶ。主にExpress.jsとMongoDBを利用してMVCを基礎にした開発が学べる。8つのユニットに分けられた37のレッスンから成り、一つのレッスンは短めに区切られている。掲載されたコードついての解説はきっちり丁寧に書かれていて、迷うことは少なかった。
Webアプリケーションの開発に目標が置かれているため、Node.js自体に関する解説が最初の方にちょっとあっただけだった。Node.jsを使うのも初めてだったので、基盤がしっかりしないまま、 上位層のWebアプリケーションの作り方の手順だけ次々と登場していくのは、時間を置いたらきれいに忘れ去ってしまいそうな気がして少し不安な感じがした。Node.js自体について詳しく書かれた本はたくさんあると思うのでそういった本で学んだあとからこの本を読んだ方が学習効果は大きいかもしれない。
完成したものをHerokで公開する手順まで書かれているのは特徴的だった。順番に読んでいけば一からちゃんと公開まで持っていくことができるので達成感は味わえると思う。
感想としては、読んでて楽しい本だった。Node.jsの詳細にこだわらず、とにかくWebアプリケーションを作りたいという目的があるならすごくいい本だと思う。
致命的なものはなかったけど誤植がかなり多かった。