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栃木の宇都宮とか日光にはよく行くけど、あんな素敵な酒蔵があるとは…
そのうち行きます
ざつに旅して、少しずつ何かをつかんで、って感じのほっこりした展開
Posted by ブクログ 2020年03月16日
新人漫画家が(作中の主人公は取材では無いようなんだけど)気分転換に、雑な旅をする2巻。
前巻でひとり旅、二人旅として、今巻で3人旅。
ひとり旅や、二人旅も。
マンガ家仲間との旅を通じて、作家としての在り方なども学びつつ、行き当たりばったりの旅の記録。
若干、某どうでしょうな番組を意識し...続きを読むているようではある。
あの番組の旅企画や構成は、結構酷いものがあると思っている。
移動の愚痴やボヤキを厚めに収録して、目的地はさらりと流す感じ?
ただ、この漫画の場合は、行き当たりばったり=思いついた有名スポット=割と誰でも知っているスポット・・・なわけで、目的地より、道中のあれやこれやを厚めにする構成もあったかなと思わないでもない。
ワンマン電車の乗り方・・・無人駅の降り方含む・・・とか、深夜バスの休憩とか・・・この漫画を読んで真似してみた読者が突き当たりそうな問題を先回りして解決してくれた方が、みんな幸せかと。
無計画なようで、知っているスポットを巡ったり、仲間の知識を活かしたり、割とちゃんとしているのもポイント。
粟島のような、何もないスポットで如何にネタ(楽しみポイント)を見つけられるかが、こういう旅の醍醐味と思う。
粟島は、わたし土壇場で取りやめちゃったもの。
港まで行ったのに。
・・・一人で観光に行ける雰囲気じゃなくて・・・。
粟島・・・なら、港の銭湯は外さないで欲しかった・・・。
閑話休題。
旅と酒。
いいなぁ、歩きながらの酒はあまり嗜まなかったんだけど、呑みながら旅がしたくなった。
いい感じに呑んでられて。
酒越しの景色を眺めてみたくなった。
・・・まぁ作中の美女だから画になるわけで、おっさんが飲んだら台無しな気もしなくもないけど。
ウイスキーを透かして眺める、セピア色の今日に乾杯。