【感想・ネタバレ】メインテーマは殺人のレビュー

あらすじ

自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は自分が殺されると知っていたのか? 作家のわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、ドラマ『インジャスティス』の脚本執筆で知りあったホーソーンという元刑事から連絡を受ける。この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかというのだ。かくしてわたしは、きわめて有能だが偏屈な男と行動をともにすることに……。ワトスン役は著者自身、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ! 7冠制覇『カササギ殺人事件』に並ぶ圧倒的な傑作登場。/解説=杉江松恋

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の葬儀を依頼にきた老婦人が6時間後に絞殺死体で発見される。元刑事と作者がホームズ、ワトソンとなって事件を捜査するのだけど、初めて取り組んだ事件なので相手のことも手探りで理解しながらなので、なかなか噛み合わないところも面白い。大胆なトリックではなくて、人間関係を深堀りしていくことで核心に迫っていく経過を楽しむ小説。ページを繰る手が止まらない傑作

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

物語の構成が良く
中弛み無く読み終えた
トリックやその伏線も巧妙で楽しめた
そして何より謎の発端
自分の葬儀を予約した日に殺人に遭ってしまう部分
に最後まで惹きつけられた

探偵と相棒は大好物なのだが
やはり探偵であるホーソーンが変わり者で
興味深いが今のところ好きにはなれていない
これまで必ずと言っても探偵となる人物を
推してきていたので少し悲しさもある

また、相棒がこの事件を本にするという性質上
文章に事件以外の情報がやや多く
読みにくく感じてしまうところもあった

次作も読みたい

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の葬儀を手配したその日に、資産家の老婦人が自宅で絞殺されるという衝撃の事件から始まるミステリーです。

元刑事のホーソーンと、作者本人であるアンソニー・ホロヴィッツが凸凹コンビを組んで真相を探ります。
この小説の最大の魅力は、作者自身が語り手として登場するメタ構造。取材から執筆までの過程が物語に織り込まれていて、「これ本当にあった話?」と錯覚するくらいリアリティがあります。

ホーソーンは頭が切れて観察力抜群だけど、とにかく冷たくて偏屈。
情報をほとんど明かさない彼に振り回されるホロヴィッツの姿がコミカルで、まるで現代版ホームズとワトソンのような掛け合いが軽快に物語を盛り上げてくれます。

誰が犯人かを推理する王道の展開で、伏線が丁寧に張られ、推理しながら読めるのが楽しいです。
ただ、英語圏の文化が絡む謎は少しハードルが高くて、私には完全に解けませんでした。。。
それでも解決の鮮やかさと意外性は十分に面白かった。

本格ミステリ好きにおすすめの一冊。

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2026年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに海外作家の作品。著者については知識ゼロで、たまたま古本屋でおすすめされていたから〜という理由から買ったもの。買って良かったと思う。

作者自身をワトソンポジに置き、ホームズ役にはホーソーンという元刑事。
作者本人を登場人物にしていることから、よく見るミステリものより、ユーモアがプラスされた感じ。
わちゃわちゃ感があって個人的には好きだった。人物同士のやり取りも、やはり海外という感じのラフな場面が多かった。
何よりホーソーンという人物。気難しくてひねくれてて、あたかも1匹狼な感じを漂わせていたのに。なんだ可愛いじゃないかあなた!!と中盤で一気に印象が覆る。意外と少年チック?な人。キャラクターとしてとても好き。
聞くところによると、彼が出てくる作品は他にもあるらしく……。ぜひ読みたいと思う。

作者自身が出ているため、ミステリには付き物な「血なまぐさい危機的状況!」はないとタカをくくっていたが、まさかの終盤で作者が刺されて衝撃。
まぁ作者視点で書いているのだから、死ぬことは無いだろう……という予測もついたが。

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2025年10月24日

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ネタバレ

「実際の殺人事件」であるため著者自身も事件がどう進んでいくのか予想できない、という設定をどう使っていくんだろうと思いながら読んでいた。これが日本のミステリだった場合、より技巧的でメタ的な手法を用いたと思う。それこそ「事実から大幅に改変している」とか。法月綸太郎の「死刑囚パズル」みたいな感じでね(これは作品冒頭に書いてあるからネタバレじゃないよ)。本作では結局「推理小説として最初から構成を練ってるわけじゃないから話の大半は事件の本筋とはまったく無関係だよ」というネタ。思わせぶりに書かれていた「損傷の子」や多くの事件関係者に聞いてまわった10年前の交通事故の因縁とはまったく無関係で、探偵役も「さて」と言って推理を始めることもなく、ワトソン役の著者がちょっとした思いつきであっさり解いてしまう。公然の赤にしん。大胆なことをするなあ、と思う一方で、日本の新本格が好きな手前、メタ的な立場からの読者への嘲笑を含まない本作はどこか物足りない。様々な思わせぶりな要素が全部関係なかった!という脱力的なネタをやるためにもここまでの尺が必要だったということはわかるのだけれど、やはり苦労して読んだ長さに見合うほどの驚きだったとは思えない。
もうひとつの大きなトリックとしては、「夫人はそもそも希死念慮を抱えていた」というものだが、思わず読み流してしまういくつかの描写がしっかりとそれを示唆しているという手並みは鮮やか。ただ、「損傷の子」が綴り間違えだった、など日本の読者からだと知識的に気づくのが難しそうで、うーん……けどこれは小説のせいじゃないし。
ホーソーンが同性愛者を嫌悪している話などもなにかミステリ的な意味を持つのかと期待しながら読んでいたが 、あえて言うなら「これは"フィクション"じゃないからウェルメイドじゃないこともあるよ」的な布石というくらいで、「ポリコレ」への当てこすり以上のなにかではなかったのも残念。

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はじめてのオーディブル
なかなか話に入り込めなくて
読み終わるまで3ヶ月ぐらいかかった

結果的に関係ない話が多いように感じた
ミスリードのために無理やり入れ込んだような?

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2026年01月10日

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