あらすじ
兄さんの初めて、俺がもらっていい?
高校入学の前日、矢野馨は兄・遠坂和泉と再会した。
口元のほくろ、まっすぐな瞳、笑った顔、真面目な性格……
自分に向けられる優しさも、幼い頃と何ひとつ変わらない。
兄への想いを募らせるとともに、
彼の元恋人に、親友に、嫉妬せずにはいられなかった。
兄が欲しくてたまらない――
想いを拒まれても、馨は感情を抑えることができなくて…?
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なかなか切ない
肉親との再会?って親次第だから、やっぱり家庭環境というのは大切なんだな〜。
というか、近親相○って子どもに影響が出ちゃうからダメなのであって、同性には当てはまらなくないか?ましてや離れ離れだったのだから。
ジーンときました
感動しました。
一つ疑問だった点はお母さんが入院された時、どうしてお母さんは気付かないフリしたんでしょうか…?
兄弟ものは初めてでしたが、よかったです。
書き下ろしも本当によかった。
京都で和泉に会ってたんですね。もう一度読み返します。
あたたかさ
兄弟で惹かれ合う背徳ですが、あたたかさが常に消えない作品で、読んでいて癒されます。
心から、その後も幸せでいて欲しいと思いました。
Posted by ブクログ
二人が気持ちを伝え会ったところで、母が怪我をして入院したと連絡がはいり、
二人は新幹線で京都へ。
和泉は数年ぶりに母に会うが、名乗らず「同室で寮長」という。
が、どうやら母は気が付いたらしい。
和泉がこの学校にいることを知ったキッカケは、毎年行われる寮の旅行(任意)で、行き先が馨の引っ越し先の京都だったから、和泉は馨を探す目的で参加。
そこで、実は馨は和泉を見かけていた(馨の見た目が変わっていて気が付かなかった)
その時一緒にいた人のカバンに学校名があって、そこに通っていることを察し、
めちゃくちゃ勉強してその高校(横浜)を受験したらしい。
というエピソードなどなど。
男女の兄妹モノってちょこっとナマナマしぃというか、いいんだろうか・・・っていう感じがあるけど、
そもそも、男同士な時点で色々とばしてるしw
まぁ、子どもも出来ないし、
いいっちゃぁ、いいのかなぁ・・・って思ったりする。
いや、アカンのか?(ーー;)
馨がどのようにして和泉と同じ学校に入学したのかを知れるエピソードが良かったです。
和泉に対する気持ちの気づきも良かった!
馨を引き取ったお母さんが、何も言わないけど和泉に気付いていて『大きくなったね』と声をかける所が、やっぱり母だなぁと感じました。
和泉の元カレが、気まずい別れ方をしたはずなのに、過去を過去としてちゃんと受け入れていると思いました。偶然会った和泉と馨に対してメッチャ大人の対応で、すごく素敵な人〜って思いました♡
良かった良かった
作家さん買いです。
シリアスが多い作家さんですので、これもシリアス。しかも兄弟もの…。
面白かったけど、勃たなかった先輩がかわいそう、良い人ぽかったのに。弟にだけ反応するってのは、ちょっとファンタジーかな〜。
Posted by ブクログ
母ちゃん…
自分の子でしょ‼︎なんで気づいてないフリ?
なんで7年も会わなかったの?それでいいの?
和泉もそれでいいの⁉︎
近親相姦は何も思わないけれどそこだけが違和感‼︎
喧嘩別れってわけでもないのにさっぱりしすぎ。
「馨が和泉に会いたがっているんだけど…そう、あなたも忙しいものね」って え⁉︎
お父さんに会いたいって言ってるわけじゃないから自分が行けばいいのにね‼︎
まぁこの母親だから付き合いってるとか同棲したいとか言っても許してくれそうだしそこまで考えているのかな。謎。
兄弟ものだけど親は近くにいないし禁断感は少なめ。
綺麗なハピエンで終わっている。
京都で見かけた設定は結構無理矢理だけどお話は面白かった
1巻の終わりでエロをぶちこむのは読者を焦らすいい作戦だね!