【感想・ネタバレ】サイコセラピストのレビュー

あらすじ

抑圧的な父親のもとで育ち、苦しんだセオ。自分と似た境遇の人々を救いたいと願う彼は、心理療法士になった。順調にキャリアを重ねるうち、彼はずっと気になっていた六年前の殺人事件の犯人――夫を射殺した画家――を収容する施設の求人広告を目にする。事件以降ずっと沈黙している彼女の口を開かせることができるのは、僕しかいない。そう思ったセオは彼女の担当に志願するが……。《ニューヨーク・タイムズ》ベストセラー・リストに連続23週ランクイン。巧みなプロットと戦慄のラストに圧倒される傑作ミステリ

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分は時間軸が異なる章立てをされると100%引っ掛かってしまう。またやられた。そういえば、なぜこの患者にそんなにこだわったのか、最初からちょっと気になっていたのだった。そうだったのか、確かに。面白かった。

0
2020年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

同じアイデアのものは読んだことがあるが、なかなかに心がえぐられる言葉がいくつもありハッとした。
展開が上手く、一気読みできた。

0
2019年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々のミステリーでグイグイ読めた。脚本家が作っているようなので映像化できそーという感じがした。心理療法での解明を信じてたけどゴリゴリ関係者やないか!まどろっこしいわ!というのが本音。

0
2024年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初の数ページで、救われない主人公が見えた。
ミスリードが張り巡らせていて、もしかしたら思い違いかも、と思ったが、やはりそうだった。
アルケスティスはちょっと調べてみよう。

ネタバレ
画家のアリシアは、夫を殺す。
アリシアは二度死ぬ
1回目は父親から。
アリシアを隣に乗せて車で突っ込んで自殺した母
その夜、父親がわめき散らす。
死ぬなら、母でなくアリシアだと。
その時、アリシアは、今父親から殺された、という。
そんな幼少期を過ごしたアリシアは人との距離が適切でなかったが、夫をあいしていた。
夫は、主人公セオの妻と浮気していた。
アリシアはその浮気を知らなかったが、アリシアと同じくひどい父親に育てられた主人公セオは、何も知らないアリシアを救わなくては、とアリシアを観察し、アリシアの家に侵入。
セオはアリシアに夫がひどい人間であることを教えようとして、アリシア夫婦を縛り上げ、浮気の事実を伝える。そして、夫に、夫自身を殺すか、アリシアを殺すか、を尋ねる。
アリシアは、どうせ二人とも殺されるから、と夫を励ますが、夫は、死にたくない、と言った。
それは、アリシアにとって二度目の死だった。
セオはそうとは知らず、夫の答えを聞いて、アリシアが真実に目覚めると思い、アリシアを解放し家を出る。
残されたアリシアに幼い頃のトラウマが蘇り、彼女は夫を殺す。
後にアリシアは、精神病院に収容され、一切口をきかなくなり、そこで冒頭のセオがその精神病院にアリシアを救いにくるところにつながる。
アリシアを救おうとしている、ところがもう病んでいる。
最終的に、セオに気づいたアリシアは、復讐のためセオとのセッションに応じる。
その中で、セオ自身も、アリシアが自分に気付いたと確信し、アリシアにモルヒネを投与して二度と目覚めない状態にする。
しかし、アリシアはモルヒネを投与された直後、日記にセオが犯人であることを記す。
そして、その日記が発見されセオは捕まるのだろうなぁ、というところで物語は終了する。

0
2019年10月17日

「小説」ランキング