あらすじ
フェリアたちの活躍により、ビタス病が終息に向かい、他の妃たちは退城した。
残りの妃はフェリアのみになったので、王妃教育も公然と行われるようになった。
そこへ、公爵家へ身を預けていたマクロンの弟、エミリオが王城へ戻ってきて、フェリアの下へあいさつに訪れる……
最初こそ明るく話かけてきた王弟エミリオだったが、その心中は穏やかではなくある想いが渦巻いていた。
果たして、エミリオの思惑とは一体――?
王様が1日から31日まで一人ずつ妃候補と面会していくという設定がとてもユニークな本作品。
主人公のフェリアがとにかく前向きで、読んでいて元気になれます。面倒見が良く、家事も器用にこなすフェリアは、その人柄が評価されてマクロン王に会う前から城の騎士たちに好かれます。
フェリアとマクロン王が対面してからは、身分が違ってもお互いに分かち合えるところを見出し、惹かれていく二人の様子が丁寧に描かれていて、これぞシンデレラストーリー!!と読んでいて感動しました。
なかなか会えない二人にもどかしさを感じながらも、フェリアの持ち前の明るさと行動力で閉鎖的な後宮生活が楽しく読めてしまう本作品、ぜひ読んでみてください!!
感情タグBEST3
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頼もしい妃
他の妃候補や女官長の妨害もものともせず、マクロン王や騎士達の信頼も厚いフェリアに、痛快です。
伝染病予防のため、最前線で民のために現地に出向く姿も、妃だけでなく、人間の鑑だと思います。
まだ妃教育はつづきそうだけど、早く正式に妃になってほしいです。
フェリア無双で悪役達が雑魚にしか見えないwww
可愛らしい絵柄と相まってフェリアの魅力が大爆発ですね
2人の結婚式はいつ見れるのか…道のりは長い!
大満足な大団円!
やっとお妃様選びが無事に終わり、王弟復帰したこじらせエミリオも王族らしくなり、ゲーテ公爵の処遇も落ち着き、悪役だったサブリナも最後にフェリアに挑発されて彼女らしく女の嫉妬をさらけ出して役立たずの貴族共の口を塞ぐ役に立ち、元侍女長すらも改心させて救ってあげた肝が太く、賢く、強いフェリアを可愛いと愛する王様とのラブラブ感にほっこりしましたぁ〜💓💓💓
フェリアが爽快なキャラで読んでいて楽しいです。マクロン様とは相思相愛だし。ですが、まだまだ、王妃教育期間が残っているのが切ない。