あらすじ
聖女の力を持つヒロインと対等な悪役となるべく、魔法のレベルアップに挑んだアリシアは15歳に。
久しぶりに学園に行ってみると、王子をたぶらかしたとして注目の的に――私今、めちゃくちゃ悪女じゃない!?
と喜んだのも束の間、その王子のデュークに「今度こそ我慢しない」と宣言され、距離を詰められ……悪女ってこういう時どうしたらいいの!?
【電子特典は、ジル目線でアリシアへの想いをメルと語る、大木戸いずみ先生書き下ろしショートストーリー付き!】
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ちょっとしつこい
一巻と趣旨的にはかわっていないのですが、ヒーローが攻めに出てちょこちょこ甘いムードが出てきたのが大きな違いかなと思います。
ただヒロインが悪女になるべく奮闘するのがしつこいです。当初からの目指すべき姿の悪女を目指すのはわかるのですが周囲の人間の気持ちも少しは考えてほしいところ。どう頑張っても悪女ではないので、ヒロインが悪女に固執する姿にイライラします。ライバル屁令嬢(聖女)とのやりとりも物凄く納得できるだけに残念です。次巻ではその点が改善されることを祈ります。