【感想・ネタバレ】黄泉がえり again（新潮文庫）のレビュー

梶尾真治

あの大地震から二年。熊本で、死者が次々生き返る“黄泉（よみ）がえり”現象が再び発生した。亡くなった家族や恋人が帰還し、驚きつつ歓迎する人々。だが、彼らは何のために戻ってきたのだろう。元・記者の川田平太は、前回黄泉がえった男とその妻の間に生まれた、女子高生のいずみがその鍵を握ると知るのだが。大切な人を想う気持ちが起こした奇跡は、予想を遥かに超えたクライマックスへ――。（解説・大矢博子）

[ブクログ · ★★★★☆]

面白かったですよ。熊本出身なので、清正公の黄泉がえりには唸りました。「菊千代」は昭和世代で映画好きでないと解らないかも。その辺の説明ってあったっけ？

[ブクログ · ★★★☆☆]

オリジナルの方の特に映画ではあまりにもお涙ちょうだいであったが、アゲインの方はちょうどよい加減でお涙と笑いと感動が混ざっていた気がする。もう少しひねりがあったほうが良かったか？（最後の数行にはちょっとあったが）