感情タグBEST3
江戸時代ならぬ江呂時代に、霰草(あらくさ)という名のくノ一が活躍する連作です。
くノ一、派遣社員らしいんで身分等々、不安定なのでしょう。(派遣社員、何故かこの時代にもあるみたいです)
宣教師はポルトガルではなくポルノガリ国から来ていますし、布教しているのもキリスト教ならぬ切り捨て教です。この辺のネー...続きを読むミング、かなり気に入りましたよ^ ^
スランプになった、作者と似たような名前の絵師?に幻術でインスピレーションを与えたり、上司と張り合ったり。くノ一なのでやはりハニートラップ的な技も当然、いるのですが、主人公はそういうのが大の苦手みたいです。
教会にいる美女・フランシスカはBL好きで、教会内では髷を結っている男同士がチューしていたりで、彼女を暗殺せよ、との命令が出るんですが、ちょっとポンコツくノ一には荷が重いような……。
フランシスカの持ち込んだ「蛭砲」(てっぽう)はとても卑猥な蛭の一種で、催淫作用も絶大です。これには霰草さんも大苦戦します。なんか男女ともにやられてしまようでしたし。
教会で出会った少年が彼女に弟子入りして、くノ一のふんどし?を洗濯したりで煩悩が……一方、将軍様⁇、行方不明という緊急事態も発生しています。
電子版のみの特典描き下ろし、巻末はエロ鰻による修行ですが、上司が誤って大桶に落ちて、鰻の餌食になっていました。
テンポが良くてすごい読みやすいです。登場人物も個性的な性格が多く読んでいて引き込まれました。あらかさのスタイルのよさ、身体の柔らかさが伝わってくるような感じで、想像してたよりもえちえちでした
ギャグの要素が強い作品であるがとにかく絵がいいのでエロさが際立っている。舞台を江戸時代をもじった江呂時代としたのもギャグが効いているし細かい時代考証をしなくても良いメリットが有る。この作者の作品としてはできが良いほうか。