【感想・ネタバレ】終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピのレビュー

あらすじ

福岡薬院の裏通り、古いビルの2階にある小さなお店「文月」は《本が読めて手紙が書ける店》。開いているのは三日月から満月の夜の間だけ。仕事でうまくいかなかったり、恋愛が不安だったり、誰かと話したかったり、家に帰る前にちょっとどこか寄りたいとき、店主の文がつくる気の利いた季節の「こつまみ」が、誰の心もやさしく癒してくれます。ほっこりあたたかくなる美味しい物語。巻末にオリジナルレシピ付き。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
福岡薬院の裏通り、古いビルの2階にある小さなお店「文月」は《本が読めて手紙が書ける店》。開いているのは三日月から満月の夜の間だけ。仕事でうまくいかなかったり、恋愛が不安だったり、誰かと話したかったり、家に帰る前にちょっとどこか寄りたいとき、店主の文がつくる気の利いた季節のちょいごはんが、誰の心もやさしく癒してくれます。


・小学生の時友達に貸した本がボロボロになって返ってきた。
「ちゃんと文のところに戻ってこられて、本は喜んでいると思うよ」
「だったら貸さなければよかった。そうしたらいつまでも綺麗なままでずっと私のところにいられたのに」
「でも、前よりも、ずっとこの本のことを好きになれたんじゃないか?」
→こういう風に言えるお父さんが素敵

「手紙の良さは、書き直しができることだ。よく考えて推敲できるぶん、自分の想いがまっすぐに伝えられる。」


【個人的な感想】
美味しそうなご飯がたくさん出てきてほんわかした雰囲気だけど、飽きずに最後まで読めた。

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2024年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

福岡薬院の裏通り、古いビルにあるお店
「文月」は《本が読めて手紙が書ける店》。
開いているのは三日月から満月の夜の間だけ。
色々と上手くいかないことがあるときに
店主のつくる"ちょいごはん"が人々を癒してくれる⟡.·


短編集になっているのだけど、内容が結構重めだったりそれぞれ色んな悩みを抱えていて…あとモヤモヤすることもちょっとあったけど、、(•ᴗ•; )
最後にはまるっとおさまる。それは「文月」のご飯やドリンク、店主の人柄に触れたことでそうなるようです。
店主にもお客さんたちと同じような時期があったんだなとびっくりしたし(今の姿からは想像できなかった)
だからこそ理解してあげられるし癒すことができるんですね。

博多弁がずっと出てきて、最初はもういいよと思ってしまったけど(すみません汗)だんだん慣れてきてなんだか自分も喋れそうな気がしてくる笑
自分の身近にも「文月」のようなお店があったら幸せだろうなと思った。
巻末にはみかづきレシピが載せてあって企業秘密を知れて嬉しくなった!(笑)おさかなのスープ作ってみたいなぁ♩¨̮
続編もまた読みたいと思う(*^^*)

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙がとても良い感じ。すっきり、とはいかない章もありましたが、それはやっぱりこういう時代だから。今をきちんと生きる人達のあれこれを受け止め、時に励ます「文月」というお店が、本当に私の近くにあれば・・・と思います。人に惑わされず、自分らしく月日を重ねるって本当に難しい。ちょっと休憩できる場所が欲しいのは皆同じなんだと思う。最後のレシピもとても良かったです。7月までもう少し。最後の皆の短冊を見ていたら私もなにか願い事を考えたくなりました。#NetGalleyJP

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2019年06月01日

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