あらすじ
気力体力が低下する50代。人生の行く末を思うとき、不安に駆られて落ち込みそうになる──。そんな中高年でも活力を取り戻す方法がある。ヒントは「生きる意味」。その具体策を心理学者が紹介する。スッキリ癒やされる「読むクスリ」。
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Posted by ブクログ
前提として、
人生半ばまで無難に生きてきたけど、何か物足りない。
漠然と「むなしい」、と感じる人が対象かと思った。
(自分より恵まれた人生に対する嫉妬とそれを気にしてしまう自信のなさによる「むなしさ」、つまり『何しても自分はダメだ』的な「むなしさ」とは違う気がした。)
読みやすい文章かと思う。
要所々々でそうかもな、といった言葉が並ぶ。
P84-88で紹介される言葉たちとP114-119の内発的動機づけに関する実験、第5章が印象に残った。
自己実現(ありのまま自分らしく生きること)のために没頭出来る、感情が揺さぶられる能動的な趣味を持とう!
仕事だけに生きず、地域社会や若い人とも関わろう!
そう筆者は伝えたいのだろうと私は思った。
違うかったらごめんなさい。
忙しい諸氏は第5章だけでも読めば、(男性視点寄りな箇所もあるが)実践的な生きるヒントを得られるかもしれない。