あらすじ
印象操作や偽情報の流布によって世論や情報を操作し、政治や選挙への介入をする動きが世界各地で起きている。誘導工作=インフルエンス・オペレーションである。
それは各国の政治・経済、社会を揺るがし、国境を越えた安全保障上の脅威となっている。さらに近年は、IT技術の進歩と普及により、範囲もスピードや威力も格段に増した。またそれはポピュリズムとの関連がきわめて深い。誘導工作の危険性は、いま米欧で重大な関心事である。
本書は世界各地での徹底取材から、この「現代の危機」について内実と深層を明らかにした決定版である。誘導工作は決して他人事ではない。五輪の盛り上がりを迎え、政治の変動もありうる日本において、「すぐそばに迫る危機」でもあるのだ。
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Posted by ブクログ
いやぁ~・・バカな俺が読むには、
少々読むの疲れる本だったよ。。
ただ、読んでいて分かったのは、
かつて外交は、軍事力や経済力で相手を
言い伏せさせていた訳じゃんね❓️
でも今は違って、情報操作を行いSNSなどで
偽情報や嘘情報を流して民衆を操ったり、
混乱させたりして、都合の良い誘導したりするって事。
.
それが可能になったのは、SNSの影響が強くなった事や
各種動画サイトみたいな、ソーシャルメディアの
情報を安易に信じてしまう人が多くなった事だよね。
主要メディアをあまりみんな見なくなった。
出所が不明で根拠の無い事でも簡単に信じちゃう。
見たことも聞いたことも無いし、良くわかんないけど
ネットに書いていたから、とりあえずこうだっ❗
みたいに、婉曲された事実だけが一人歩きしてしまう。
それはネットが普及した弊害もある。
.
そういう時代になると、国の防衛とかの観点で、
サイバーセキュリティ対策が急務になるんだけど、
日本はめっちゃ遅れてる❗
.
.
何でか❓️って、国の要職に就くお偉いさんや、
経営者の方々がみんな高齢ばかりで、
要は良くわかってない。メールすら使えないとか。
.
だから、企業や国が連携して、そういう仕組みやルール、
またはそういう機関を作る足並みが揃わない。
ま、そーゆー事らしい。
この本を読んで、もっと色んなことが知りたくなった❗
この本はこの本で良いのだけど、
ネットの怖さって色々あるからさ。
情報操作もそうだけど。
なかなか興味深い内容の本でした❗