あらすじ
1866年、世界の海に巨大な怪物があらわれて船の事故が続出。原因調査にむかったフランスのアロンナクス教授たちは、なぞの人物ネモ艦長の潜水艦ノーチラス号にとらわれて深海へ。海底火山の噴火、サメの襲撃、氷山にとじこめられて危機一髪、大ダコとの死闘、そして軍艦との戦い。神秘とおどろきに満ちた、ベルヌのSF名作、海中、海底の大冒険。
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Posted by ブクログ
蒸気で船を動かしてる時代に、電気で動かして、世界中を冒険して、南極に世界初到着したのがおもしろかった。電気の船は秘密裏に作ったんだよ(10歳本人談)
Posted by ブクログ
【あらすじ】
1866年、世界の海に巨大な怪物があらわれて船の事故が続出。原因調査にむかったフランスのアロンナクス教授たちは、なぞの人物ネモ艦長の潜水艦ノーチラス号にとらわれて深海へ。海底火山の噴火、サメの襲撃、氷山にとじこめられて危機一髪、大ダコとの死闘、そして軍艦との戦い。神秘とおどろきに満ちた、ベルヌのSF名作、海中、海底の大冒険。
【感想】
Posted by ブクログ
十五少年漂流記がおもしろかったので続けて読んだ。
世界の海で、巨大生物に次々に船が沈められるという怪事件が頻発する。主人公の海洋生物学者が調査のために海に繰り出すと、巨大生物だと思われていたものは巨大な潜水艦だった。海に落ちた主人公は潜水艦に助けられるが、もう陸に帰すことはできないと謎の船長から通達を受ける。潜水艦は世界中の海をある目的で航海し、美しい海や未開の深海へ踏み入る潜水艦に、主人公は海洋生物学者としての好奇心をくすぐられつづける。
十五少年漂流記よりは、テーマとしては暗い小説だったが、それが「海」という幻想的な雰囲気と合っていてよかった。
SFのおもしろさは、「もしかしたら今も潜水艦が世界中を航海しているのかも……」という夢を持つことなのかな、と思う。SF小説の楽しみ方がよくわからず、最近はいろいろとSF小説ばかり読んでいるけれど、ようやく自分の好みがわかってきた。例えば「宇宙戦争」というようなスケールの大きな話より、「未来からきた猫型ロボットが一人の少年の生活を微妙に助ける」といったスケールの小さい話の方が私は好み。たぶん、想像力が働くからなんだろう。