【感想・ネタバレ】世界史とつなげて学ぶ 中国全史のレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年02月14日

人より環境的要因に焦点を当て中国史を説明した本。
中国というと「常にアジアの強国だった」というイメージだったが、国家としては非常に脆い共同体だったのだと認識を改められた。

これを見ると、中華人民共和国が如何に歴史の浅い国かわかる。
今の監視や、弾圧、洗脳による支配は、ここ数十年の出来事であり、決し...続きを読むて過去の歴史に裏付けられた方法ではない。
安定的な国家を歴史上なし得なかったからこそ、テクノロジーを使い、柔軟に新時代の国家のあり方を模索できているのかもしれない。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年03月08日

・「明朝で官民乖離」(つまり行政の目が民間まで行き届いていない。権力が下まで浸透していない。)
→以後の中国社会はずっとそう。(清朝で乖離拡大、日中戦争期の共産党で初めて権力が基層社会にまで浸透)

・「〜だと思う」等の言い方が多く、「それはあなたの意見??出典はあるの???」と思うことが多かったが...続きを読む本の主旨上仕方ないか。
持ってる知識を少しは整理するのに役立てたかなと思う。
中国を全然知らない人に中国批判をされた時に、自分の認識を秩序立てて話せるようになるためには有用かと思う。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年01月26日

世界史の本に引き続き中国史の入門書を
読んでみました。

『一つの中国』『中華思想』というイメージが
今の中国からは強く感じられますが
この本を読んで、多様性国家・多民族国家・官民離反
政治・経済・軍事・文化がそれぞれ統一されていない
バックボーンを知り。
なんとなく、中国の人の行動や政府の行動が
...続きを読むほんの少しわかったような気がしました。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年01月25日

 世界史を学ばないと!という意識はあっても、お隣の中国史を学ぶ機会はあまりなかった。
 中国がこんなにも、有機的に流動的に結びついたり別れたり、変化し、その構成も複数の民族が文化が融合したり争ったり、複雑な変遷を得てきた国なのだなあということに驚いた。現在、中国では少数民族の弾圧も起きているが、歴...続きを読む史の中で相争ってきた、ある意味別の国同士がすぐそばにいるわけで、もめるのも理解はできた。もちろん、それで弾圧して良い、文化を消して良いということには全くなりませんが。
 複雑な変遷やその背景を図示で示しているところは非常にわかりやすかった。なぜ歴史がこうなったかという理由、背景には地誌も大きく関わっていたことが興味深かった。
 読みやすくはあったが、客観的に語っている部分は、わかりやすいと思いつつ、先日読んだ十字軍物語のように、もう少し歴史をドラマチックに彩る人物が描かれていた方が、私には読みやすいようにも思った。

このレビューは参考になりましたか?