【感想・ネタバレ】ヴィルヘルム2世 ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」のレビュー

あらすじ

1888年にドイツ皇帝として即位したヴィルヘルム2世(1859~1941)。統一の英雄「鉄血宰相」ビスマルクを罷免し、自ら国を率いた皇帝は、海軍力を増強し英仏露と対立、第一次世界大戦勃発の主要因をつくった。1918年、敗戦とともにドイツ革命が起きるとオランダへ亡命、その地で没する。統一国民国家の草創期、ふたつの世界大戦という激動の時代とともに歩んだ、最後のドイツ皇帝の実像。

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Posted by ブクログ

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キャラクターが想像していたよりも濃い。 皇帝として自分なりの理想はあるのに考えが足りなかったり失言だらけだし、戦争をちらつかせているくせに実際に戦争になりそうになると弱気になったりなんだか子供のような皇帝。ビスマルクの対仏政策とか当時のヨーロッパのパワーバランスとか面白いな~。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世界史の教科書で一度は見たことのあるヴィルヘルム2世。まえがきでも言及されていたあの立派なお髭が特徴の皇帝(「カイゼルの髭」と呼ぶそう)。 ところが、思いの外ヴィルヘルム2世は立派な皇帝とはかけな離れた人物のようだ。プライドが高く、自分は頂点に立つのであるから自分自身の中身もそれに相応しいものと過信していたようだ。私自身このような人にはならないように戒めて生きる。 そして、個人的にビスマルクと併せて読みたい。祖父のヴィルヘルム1世とは比較的良好な関係のようだが、ヴィルヘルム2世とはそうでもなかったようだ

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2025年03月24日

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