あらすじ
中学時代サッカー部だったあかねは、女子サッカー部のない高校に進学し、部活に悩んでいた。そんなある日、体力テストの反復横跳びで好成績を残した彼女にバドミントン部のコーチ・汐里からスカウトされ、バドミントン部に入部する。バドミントン初心者のあかねも関東大会出場をかけた校内ランキング戦も最終戦。一年生対決であかねの勝敗は――
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前向きに
総当たりのランキング戦の同学年同士の試合で佐羽子に負けたあかねは男子の先輩にスマッシュのアドバイスをしてもらった事で次の試合では順調に点を重ねてそれほど点差がない中で試合をしていた。
しかし次第にスマッシュが決まらなくなりアウトを重ねてしまう。
実は照明の点検で体育館の窓が開いているためシャトルが風の影響を受けているのだった。
しかしあかねはそれに気づけないでいた。
わからないのでそのまま点差を広げられてしまうがあまり落ち込まずに打てるだけ打って点を取れるだけ取ろうというプランにする。
一方対戦相手は初心者相手に点を許し自分が完全に有利といえない展開になっている中でマイナスの感情が芽生えていた。
しかしあかねの対戦相手であっても素直にすごいと言える前向きさを見てなめてかかる事はよくない、相手は弱くないと思い直す。
そして試合はどちらかが2点差をつけないと勝てないデュースにもつれこむ。
しかし結局負けてしまうのだった。
あかねの不利な展開にもかかわらずあまり落ち込んだりパニックになったりネガティブにならないところは本人の天性だと思うのでこれからもそれを存分に活かしてほしい。