あらすじ
イイダ商業区画遺跡での自動人形との戦いで装備を失ったアキラは、新装備の調達を済ませるまでハンター稼業を再び休止することに。
アキラとの共同依頼をこなす内に体感時間の操作を身に付けたユミナも、その実力を示したことでカツヤの下に戻ることが叶う。カツヤもまた、ユミナの帰還を喜んでいた。
しかし、そこでクガマヤマ都市の幹部達の権力争いが激化する。巻き込まれたアキラ、カツヤ、ユミナ達は、その複雑な状況で己の意志と覚悟を示して戦い続けるが……。
想い、想われ、願い、願われ、すべてを懸けて戦う者達の、望みの果てにあるものとは――。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Web版とは違う流れだからこそ
Web版とは違って、スリの件でアキラとカツヤ達が揉めた時にユミナがカツヤを叱った。「盗んだ方が悪いに決まってる」と。そこからアキラはユミナに好感を持つようになった。だからこそ、この戦いにWeb版とは違った意味とか切なさが生まれた。すごい悲しくなったよほんと。アキラが泣いたのってWeb版、書籍版含め初めてじゃないか?(違ったらごめん)本当に辛いのが伝わってきた。それでも前に進まないといけないんだな。あと、この死とかアキラの感情についてなんとも思ってないような態度のアルファ達がまさに拡張現実のAIで作られた物感があってイイ。素晴らしい作品。