あらすじ
イイダ商業区画遺跡での自動人形との戦いで装備を失ったアキラは、新装備の調達を済ませるまでハンター稼業を再び休止することに。
アキラとの共同依頼をこなす内に体感時間の操作を身に付けたユミナも、その実力を示したことでカツヤの下に戻ることが叶う。カツヤもまた、ユミナの帰還を喜んでいた。
しかし、そこでクガマヤマ都市の幹部達の権力争いが激化する。巻き込まれたアキラ、カツヤ、ユミナ達は、その複雑な状況で己の意志と覚悟を示して戦い続けるが……。
想い、想われ、願い、願われ、すべてを懸けて戦う者達の、望みの果てにあるものとは――。
感情タグBEST3
切ない
予想してたけどやっぱつれぇわ‥
アキラ本人の心の成長が原作より見られる分悲しみも大きい
これから先の起こりうる悲劇に対してアキラが抗える事を祈ってます
Web版とは違う流れだからこそ
Web版とは違って、スリの件でアキラとカツヤ達が揉めた時にユミナがカツヤを叱った。「盗んだ方が悪いに決まってる」と。そこからアキラはユミナに好感を持つようになった。だからこそ、この戦いにWeb版とは違った意味とか切なさが生まれた。すごい悲しくなったよほんと。アキラが泣いたのってWeb版、書籍版含め初めてじゃないか?(違ったらごめん)本当に辛いのが伝わってきた。それでも前に進まないといけないんだな。あと、この死とかアキラの感情についてなんとも思ってないような態度のアルファ達がまさに拡張現実のAIで作られた物感があってイイ。素晴らしい作品。
ただ衝撃
読むのは2週目なのに、まだ強い衝撃がある。
この先一体どうなるのか、全く先が読めない。
そしてここまで巻数を重ねているが、未だ東部最前線にすら行っていない。
ただただ、続刊を待ち望みます。
一つの区切り
原作のネット小説から読み始め、アキラの容赦ない思考に引き込まれてネット掲載の小説は読みました。
書籍化に辺り原作には無かったアキラにとっての救いのようなモノ、スラムで身に付けざる得なかった黒い泥を少しだけ拭ってくれるような人との出会いは読んでいる身として嬉しかったです。
それだけに最後の結末は悲しく、やるせ無いものでした。それでもこの結末はアキラにとって悲劇ではあっても無駄ではない、彼の心の成長の糧になって欲しいと切実に願います。
1つの終わり
リビルドワールドが始まってからこれまで続いていた1つの物語の終わり。
本巻に限っては言えば
好きではないし、読むのが辛いけど、
積み重なった命の前に、善も悪ももはや無くなって。
最も見たくない戦いで、
それでも絶対に目を離してはいけない戦いだった。