【感想・ネタバレ】祐介・字慰のレビュー

あらすじ

クリープハイプ尾崎世界観、慟哭の初小説!
「尾崎祐介」が「尾崎世界観」になるまで。
書下ろしのスピンオフ短篇「字慰(じい)」を文庫版で初収録。

「俺は俺を殴ってやろうと思ったけれど、どう殴っていいのかがわからない。」

スーパーでアルバイトをしながらいつかのスポットライトを夢見る売れないバンドマン。恋をした相手はピンサロ嬢。どうでもいいセックスや些細な暴力。逆走の果てに見つけたものは――。
人気ロックバンド「クリープハイプ」のフロントマン尾崎世界観、渾身の初小説。
「祐介」の世界からスピンオフした「字慰」は、著者最新の書き下ろし作品です。
解説は『コンビニ人間』が世界的高評価の芥川賞作家、村田沙耶香さん。

たったひとりのあなたを救う物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

売れないバンドマンが抱える鬱屈や怒りといった感情が込められた作品だった。ラストでは、現実と空想の境界が曖昧になっていって、感情に輪郭が出てきていた。尾崎世界観のロックを感じることができた気がする。

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2026年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ガッガッガッガッガッ」
頭を打ち付ける度に、ドアが音を立てる。額が熱を帯びて、次第に痛みが無くなっていく。一定のリズムはグルーヴ感を生み出して、思わず本来の目的を忘れてしまいそうになった。


人が秘めた暗さのかき集めだった。
幸せなことより不幸せだったことのほうが強く胸にのこる。
トラウマや教訓として今なおわリピートしつづける。
夢ですら繰り返す。
どこかでみたような既視感で。
そうだ、自分の記憶に似た暗さを感じたんだ。


みそラーメン。

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2021年12月06日

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