【感想・ネタバレ】祐介・字慰のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

祐介の最後に出てきて物語を大きく動かす人物、めぐみちゃん。の文字が欲しい小学生の僕。他人の何かを徹底してつき止めたらもう自分には戻れない。あらゆる手を使ってでもなりたいものがある子供の頃に戻りたくなった。どんどんエスカレートしてく行動と、最初はひらがな混じりの文面だったのが、他人に染まっていくので増える字面の漢字。書いてる時が気持ちよくて快感で狂気じみてるなんて、まさに字慰。握ってる鉛筆をソレに例えているのも面白い。

0
2019年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ガッガッガッガッガッ」
頭を打ち付ける度に、ドアが音を立てる。額が熱を帯びて、次第に痛みが無くなっていく。一定のリズムはグルーヴ感を生み出して、思わず本来の目的を忘れてしまいそうになった。


人が秘めた暗さのかき集めだった。
幸せなことより不幸せだったことのほうが強く胸にのこる。
トラウマや教訓として今なおわリピートしつづける。
夢ですら繰り返す。
どこかでみたような既視感で。
そうだ、自分の記憶に似た暗さを感じたんだ。


みそラーメン。

0
2021年12月06日

「小説」ランキング