【感想・ネタバレ】マツダ 心を燃やす逆転の経営のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年12月30日

肩肘張らないポジティブなリーダーの珠玉の言葉集。素晴らしい。マツダ車に惹かれる理由がわかったような気がする。

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Posted by ブクログ 2020年10月04日

最近のマツダが気になっていて手に取った本。
とても面白かったです。
試行錯誤の上、自らの道を突き進み、今にみちょれ魂。
根っこは人の役に立ちたい、いいカッコしたいという人の本質を愚直に実行したこと。
危機感を煽る健全ではない、こうなっていこうぜという夢やロマン、そんな青臭い気持ちが人を惹きつけていく...続きを読む

ホント清々しい本、こんな時代だからこそオススメ。
明日からのパワーをもらいました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年06月07日

40/継続してヒットを打つのが苦手の会社 一発屋 「負け犬根性」
49/「オールニュー」が大好きな会社・ 一番大事なのは、「走り出す前にちゃんと考える」
   「今回はもう無理、次のモデルチェンジの時に最初からやり直そう」
65/大事なのは、根拠を明確にして「決める」こと、そして、いつだれがどういう...続きを読む理由で
   決定したのか」を明記しておく。
66/「PDマネジメント」と「CAマネジメント」
79/戦う土俵を決めるのは経営者、「どこからどこまで、どの枠内で戦うのか」
を誰でもわかるように明示すべき。
基準があいまいで、「誰がどういう理由で判断したのか」があとから、わからないと
 同じ失敗を繰り返す。
80/「先行開発」と「商品開発」
90/「内挿のなぜ」と「外挿のなぜ」  
145/10年後戦う土俵わ、経営者の責任で設定せねばならない。
146/15年の時点で、この枠でしかマツダは商売しない」と土俵を決めた。
147/全力で、10年後の水準で、世界一を狙える技術を開発し、各車種に展開していく。
150/理想のモデルを先に全力で開発して、個別車種の差分をあとから考える。
166/一つ上位の目的を意識しながら、ブレイクスルーするアイデアを探す
171/「世界一の性能を狙いながら、開発コストを減らす」→コモンアーキテクチャー
    「多種変量生産を行いながら、大量生産に負けない効率を実現」→フレキシブル生産
   10年後にも競合に負けない先進性の「技術革新」を前提に「一括企画」

211/フォードとの経験から、他社との共有化よりも、自分たちの車種間の技術を共通化する
265/早く決めるから、早く失敗して、早く修正できる
309/目標は自らやる人達が、ちゃんと意図して作らないといけない。
    「挑戦して到達できる」という目算があり、そのなかでぎりぎり高い目標でないといけない。


コメント

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Posted by ブクログ 2020年06月05日

行動するために徹底的に考え抜く。自分達の技術力、業界での立ち位置、将来どうなりたいか。
それを明確にした上で、リソーセスを集中することでアウトプット効率を最大化する。
大きな方向があっていれば走り出したあとに修正は可能、ただ出だしが間違っていたら修正は出来ない。
最初に納得できるまで考え抜くことが大...続きを読む事。

背反を綱引きで着地するのは技術ではない、背反の要因を理解して一つ上の次元に昇華し解決することがエンジニアの仕事。

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Posted by ブクログ 2019年07月29日

個人的には過去2回、金井会長の講演を聞いたことがあるが、本書は対談形式を用いて、金井会長の考え方やキャラクターまでも上手く引き出していると感じた。

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Posted by ブクログ 2019年07月12日

インタビュアーである著者の巧みな聞き出す力によって、とても魅力的な一冊に仕上がっていると感じました。
今のマツダを知るには最適な一冊。
随所で金井会長の口から出たフレーズは「運がよかった」だったように思います。
金井会長に限らず、成功を収めた多くの成功者が「運がよかった」のフレーズを口に出されるよう...続きを読むな気がいたしますが、ひたむきな正しい方向に向かう努力があってこそ、運が向いてくるのだと改めて思いました。
付箋は37枚付きました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年06月08日

2019年、23冊目です。

マツダの前会長の金井誠太さんへのインタビューという形式で、マツダ復活の物語が綴られています。

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Posted by ブクログ 2020年12月13日

大企業がひしめく自動車業界の中で個性 zoom zoom を追い求める戦略が良い。開発目的もアテンザの志から入るのが、すばらしい。自分達の思いを起点にした、まさにクオリティ企業。

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Posted by ブクログ 2020年01月31日

マツダがどうやってドン底から復活して今に至っているか、元会長の金井氏のインタビュー形式で述べた本。
今までの資産を一旦リセットして、一からやり直した件、本当にすごい。今の自分にこの判断、更に関係者を引っ張っていけるかと考えると全くもって自信が無い。本当素晴らしいと思う。

あと量産開発と先行開発を分...続きを読む離し、先行開発でキッチリ目処が立ったものを量産開発に適用すると言う至極真っ当な内容がリソースの少ない組織で実行するのが如何に難しいか、本当に身に染みて感じた。何処も同じ何だなあと。

マツダには本当に頑張って欲しい。

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Posted by ブクログ 2019年12月30日

「#マツダ 心を燃やす逆転の経営」山中浩之、日経BP

マツダ地獄からの復活劇を率いた金井誠太へのインタビュー集。後書きで、聞き手の主観がクローズアップされ、落語のはっつぁんと御隠居さんの会話のよう…との振り返りは大きくうなづける。

・英雄の存在とは、兵站の失敗に過ぎない…状況避けよ
・バランス取...続きを読むりはNG、一方を固定して他方を改善する余地を探る、次は逆を固定し…これを繰り返す
・世間の常識に惑わされない「教科書通りの非常識」
その他、名言多数、自分もこういうことが言えるように精進します!

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Posted by ブクログ 2019年09月29日

新聞で紹介されていたので読んでみた。マツダ復活の立役者を紹介し、どのようなプロセスを経たのかが書かれた本。どの会社でも共通していることはトップのビジョンがはっきりしているので、下が迷わないということ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年09月11日

マツダが蘇った物語。
かって担当した企業でもあり、金井社長、人見本部長なども出て来て興味深く読めた。多額の投資が必要無くなったという話の意味もこれを読むと理解できる。
①PDマネジメントは、問題が起きないように考える。
 CAマネジネントは、問題が起きた後に修正する。Pの時点で踏ん張ることが重要...続きを読む。2律違反を徹底的に究明。
②10年先のあるべきSPECを想定して、それに向けて開発する。数車種共通してビジョンを作ると、後戻りが少ない、効率的。早く動けば、先に失敗出来、早い時点で修正出来る。失敗しても、プランBをすれば合格点が取れる。
③わかっていない事が分かるというのは大進歩。
④エジソンは700回失敗したと言われるが、本人はうまくいかないやり方を700個見つけたと言っている。

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Posted by ブクログ 2019年08月26日

友人が推薦していた本。積んであったのだが、飛行機が遅延した待ち時間で一気に読んでしまった。

中堅自動車メーカーであるマツダの業績を回復させた開発手法に関するビジネス書。
その開発手法は「一括企画」「コモンアーキテクチャ」「フレキシブル生産」。

マツダの場合は中堅自動車メーカーであるので、商品は車...続きを読む。車の市場はこなれているので、十分に将来を予測することができる。また、車種は複数あれど車なので、大きくはみ出すものではない。一方で、トヨタなどに比べると開発リソースには限りがある。そこで生み出されたのが「一括企画」「コモンアーキテクチャ」という方法。

しっかり市場予測をして5~10年先の市場で求められる車(車種を含めて数種類)を一括で企画して、そこで求められる技術要素を先行開発する。開発された技術要素やデザインコンセプトは、その数種類の車種すべてで用いられる(コモンアーキテクチャ)。だから少ないリソースで、複数の車種を効率的に開発できる、ということ。また複数の車種を同時に開発し同時に生産することが前提となっているので、製造ジグの位置決めピン、掴み代、加工方法なども共通化して派生品を生み出しやすい設計にしておくことによってフレキシブル生産が可能となる。

実際にマツダの業績は回復しているし、目指すブランドイメージ(運転の楽しさ)を実現している製品群が出てきている。ただし、前提条件は、マツダに特化している。つまり、車業界であり技術がこなれており予測が立てやすい。企業規模とブランド絞り込みにより、車種も限られている。エンジン駆動で運転の楽しさがある乗用車。つまりEV、コスパ勝負、商業車などは対象外。こういった前提条件があるから、同じ技術で車種を作り分けることができるのだろう。コンサル的な手法によらずに、自らで考え出した開発手法で、業績とブランドを向上させている企業は尊敬に値する。

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Posted by ブクログ 2019年07月23日

最近のマツダがしっかりしたコンセプトのもとクルマ作りをしていることがよくわかる。明快な語りでわかりやすく、勇気づけられました。
以前他にもマツダの本を読んだがそれもおもしろかったあ

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Posted by ブクログ 2019年05月26日

マツダ スカイアクティブの開発と巻き返しに関するインタビュー形式の書籍です。
会話形式なので比較的読みやすいです。

やはりエンジニアの苦労話は、聞いていて面白いなと感じました。また、私自身も「なぜ電気がそんなにクリーンだと思ってるんだろうか」と世間に対して懐疑的なため、
金井氏の話は非常に共感でき...続きを読むた。

元気を失ったサラリーマンエンジニアは一度読んでみてはどうでしょう。

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Posted by ブクログ 2019年05月04日

個性のある良いクルマ。という今のマツダのブランドイメージが構築されるまでにはこんなことがあったんだ。という社内のリアルを伺える。ロマン、夢。会社の原動力ってやっぱりこういうことなのかな。と改めて考えさせられる一面も。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年07月06日

個性で何を目指すのか?
走り出す前に考える。
根拠を明確にして決める。
常識に突っ込みを入れ切り口を作る。

商品開発と先行開発とを切り分ける。
 MDIによる省力化、短時間化
 理想のモデルの先行開発にリソースを割く

多品種変量生産
年間20万台が基準
 フォードはコスト最優先のためには共通化
...続きを読む アフォーダブル=1流グループに入っていればよい

制約とはこれまでやっていた仕事
 自分の中で理想を突き詰めたことがない?

生産ラインの基準ピンを可動式にして理想を実現

愛着がわく
 気づかなかった美点をだんだんと認識していく

一括企画
 やれたら勝てる目標の高さ
 教科書通りの非常識

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