あらすじ
OKRは、インテルが開発し、シリコンバレーのベンチャー企業に広まっていった「目標管理のしくみ」。
Google、Facebook、Twitter、Dropbox、Linkedin、Air BnBなどの企業が採用していることで注目を集め、
メルカリなど日本の企業にも浸透してきている。
MBO(Management by Objectives)のデメリットを克服し、
高い目標を達成させる仕組みとして注目されてきているOKRの考え方を活用し、強い組織の作り方を学ぶ。
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Posted by ブクログ
目標設定をする際にOKRという考え方があることを知り、この本を読んだ。
以下ポイント
OKRは人事評価をするための目標管理ではなく、人を成長させるための目標管理であるということ。
だから目標設定はボトムダウンではなくボトムアップ方式で行う。
人材育成という側面からOKRが大切にする考え方は『ワクワク』して、『魅力的』で『一貫性』がある目標を立てる、ということ。
人事評価と切り離して考えることで、メンバーのモチベーションにフォーカスすることができる。
目標設定の考え方は
「目的」を達成するために「重要な結果指標」を決めること。
「目的」と「重要な結果指標」を決める。
「目的」は達成できたらすごい!というレベル感で設定すること。
成長には欠かせない、自主的な挑戦や工夫を促すためだ。
「重要な結果指標」は
計測可能な数値であり、容易ではないが達成可能で
それらが「目的」達成につながるものでないといけない。
行動指標ではなく、結果指標であるべき。
これらの目標を上司と擦り合わせながら設定したら
、定点的なフィードバックを得るようにして進捗と課題を明確にしていく。
その結果、当初の予定通りに目標を超えいくことができれば成長しているはず。
OKRは人材成長のための目標設定であるということが重要なことだと本書を読んで感じた。