【感想・ネタバレ】運転者 未来を変える過去からの使者のレビュー

あらすじ

辛いことがあった時には、このお話を思い出そう。
累計100万部 喜多川泰、渾身の感動作!

***

中年にして歩合制の保険営業に転職し、三年目の修一。
しかし、なかなか思うように成果が上がらない日々を過ごしていた。

ある日、唐突な担当顧客の大量解約を受け、
いよいよ金銭的にも精神的にも窮地に追いやられてしまう。

妻が楽しみにしていた海外旅行計画はキャンセルするしかない。
娘は不登校に陥っているうえに、今後の学費の工面も難しくなるだろう。
さらに長い間帰れていない実家で一人暮らしをしている、母からの電話が心にのしかかる。

「……なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」

思わず独り言を言ったそのとき、
ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに修一は気がつく。

それは乗客の「運」を「転」ずるという摩訶不思議なタクシーで――?

***

運が劇的に変わる時、場というのが、人生にはあります。あなたにも。
運はいいか悪いで表現するものじゃないんですよ。
使う・貯めるで表現するものなんです。
先に貯めるがあって、ある程度貯まったら使うができる。
運は後払いです。何もしていないのにいいことが起こったりしないんです。
周囲から運がいいと思われている人は、貯まったから使っただけです。―――本文より

【読者の皆様より感動の声、続々! 】

***

とても感動した。運は良い悪いではなく、貯めるか使うか。
(20代 男性)

***

報われない努力は実際あるけど絶対ない理由に感銘を受け、
苦しいことがあっても乗り越えていける自信がつきました。
今この時代にいる自分はどう生きていこうかがわかり、
書籍を読み終わったあとは心が温かく、笑みがこぼれていました。
不思議な運転者に私も会いたいような気がしましたが、
この本を読んで 間接的に運転者から大事なことを気づかせてもらったので 私も実践あるのみです。
自分がいかに恵まれているのかも納得しました。
(10代 女性)

***

途中から涙が止まりませんでした。
人の愛情。
ご縁。
私も同じ考え方ですが
まだまだ行動が少ないので
微力でも、もっと次の日本、世界の為に頑張ろう、と思えました。
自分の生かされている意味が実感出来る人生をいきたいと思わしてくれる素敵な物語でした。
(60代、女性)

***

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読後感はとても清々しく、この本が自分にとっての『運転者』になったような気になる作品だ。(まだ実践・体感していないので気になるという表現になったが)

実は半年ほど前に小林正観氏という方を知り、それから本や動画を見て出来ることから実践はしているが、共通の考え方でこの本にも書かれていることがうまく出来ていないことが多かった。しかし自己啓発本のように書かれているより、ストーリーの中で織り交ぜることでより理解しやすかった。

修一だけがこのタクシーに乗っているのかと思ったら、他の登場人物も時代や場所を超えてこのタクシーに乗っており、微妙に関わりあっているのが面白かった。

営業職をしている人には特に心構えとして参考となる内容であると思うが、それ以外の方でも普段の生活での心の有り様として読んでもらいたいと思った。

0
2025年12月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「運転者」というタイトルには、“運を運ぶ人”“運を変える人”という深い意味が込められていました。
この本を通して、運は「良い・悪い」ではなく、「使うもの」「貯めるもの」という考え方に初めて出会い、目から鱗が落ちる思いがしました。

著者は「上機嫌でいること」が運をつかむ鍵だと言っています。
機嫌が良いとき、人は周りの幸せやチャンスに気づけますが、不機嫌でいるとせっかくの幸運も見逃してしまいます。
この言葉に、日々の自分の姿を重ねてハッとしました。
私の人生の指針には「24時間365日機嫌よく」とありますが、気づけば些細なことでイライラして、その大切さを忘れていました。
そんな自分にこの本がそっと思い出させてくれた気がします。

印象的だったのは、「上機嫌でいる方法は、損得から離れること」という一節です。
“どうすれば得をするか”ではなく、“楽しそう、面白そう”という気持ちを大切にすること。
これまで私は「未来のために上機嫌でいよう」と、少し力が入りすぎていたのかもしれません。
でも、「起こることを楽しんでみる」という言葉に出会ってから、上機嫌とは頑張って保つものではなく、今この瞬間を味わうことなんだと気づきました。
それだけで心がふっと軽くなりました。

また、「報われない努力なんてない」という言葉も心に深く残りました。
結果が出ない努力も、運を貯めている時間なのだと思えば、無駄な瞬間など一つもありません。
そして本当のプラス思考とは、起きた出来事をすべて自分に必要な経験だったと受け止めることだと学びました。
この考え方が、これからの私の生き方を支えてくれる気がします。

「運転者」は、人生の見方をやさしく変えてくれる一冊でした。
これからは、他人と比べず、自分の人生を自分のペースで上機嫌に生きていきたいです。
運を使うでもなく、待つでもなく、育てていく。
そんな前向きな気持ちをくれる本でした。

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2025年10月31日

ネタバレ 購入済み

感動しました

とても気付かされることが多く、心が温かくなりました。苦しい出来事が起こったときに、むしろこれでよかったと思える自分に、良いことが起きなくても運を貯めていると思える、そんな自分になりたいと思いました。私自身普段から上機嫌ではいられず、どちらかというと不機嫌なことが多いです。けれど、すぐには変われなくても、少しずつでも気持ちの持ちようを変えていけたらと心から思いました。ストーリーも面白くて、最後にハッとさせられて、少しでも多くの人に読んでほしいと思いました。

0
2024年02月02日

匿名

ネタバレ 購入済み

プラス思考について、人生の可能性についてゆるりと、でもしっかりと学べる本。
この本を読んで、今がどん底だと思っていてもそれで全てが終わるわけじゃないし、上機嫌で起こることを楽しんでいたら運が貯まり使えるようになるって思ったら、どんなに嫌な時でも嫌って思うだけじゃなくて頑張ろうって立ち向かえる気がした。また、そこら中にある、奇跡を起こす種を見つけられる人になりたいと思った。

#感動する #深い #タメになる

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2022年10月16日

ネタバレ 購入済み

とっても面白かった

運がないとかついてないとか、日々の生活の中で考えてしまうことって当たり前だと思っていましたが、この本を読んで違う考え方が出来るんだなと眼から鱗でした。「運は良い悪いではなく貯める使う」という考えは、今後自分の生活の中においても活かしていきたい考え方でした。何かよくないことが起こっても今は運を貯めていると思えれば無理なく前向きに捉えることができるなと思いました。自己啓発でありながら、小説であるので、次の展開が気になりどんどん読み進めてしまいました。ぽろっと感動し泣けるところもあれば、最後のエピローグではえ?!そうだったんだ!と驚けるところもあり、読み応えがとてもありました。また読み返したいと思える1冊だと思います。

0
2019年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすく、内容のある本だった。
エピローグの話も楽しかったしスッキリした。
笑顔、プラス思考、これで良かったかもという考え方。念頭に置いておきたい。出会いと興味への大切さを学べる本。

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2025年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

物語形式の自己啓発本。
特に難しい言葉も出てこなかったので読書初心者の僕でも読むことができた。
上機嫌でいること、プラス思考であること。
これからもこの2つは頭の片隅に入れて生活していきたいと思う。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自己啓発本…だよね
考え方を変えよう的な…

確かに~って頷ける言葉がたくさんあって、前向きに生きていけそう

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2025年10月29日

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