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ざまあもできたし
コミック版の話の先が気になってこちらへきました。
小説版のこちらの方が、心の機微がより詳細に描かれていて読み応えがある一方、誰の視点からなのかわかりづらく、読みづらさを感じたところもありましたが。
心理描写が繊細で深掘りされていてすごいです。
前巻は修羅場で涙、ユランの活躍は拍手もので、あのお花畑娘メアリージュンにズバッとよく言ってくれたとスカッと。
今巻では、ヒロインを取り巻く登場人物、ヒロインの父、母、義母、義妹などそれぞれの視点からも語られ。
異常なヒロイン実母の執愛に遭ったヒロイン父の女運の悪さには少し同情。
だからといってヒロインへの態度は許せるものではないけれど。
ヒロイン義母の無自覚な悪意なき方向性のおかしい危なさにぞっとし。
美しいって人を狂わせる罪なのですね。
兎にも角にもユランによるざまあ成功。
ユランのヒロインへ向ける顔と裏の性格のギャップが。病んでいて良いです。
ズタボロだったヒロインが救われてよかった。
コミックとこちらで話の流れが少し違うのですね。
コミックの方のこれからの展開も楽しみです。