あらすじ
異母妹への嫉妬から罪を犯した公爵令嬢ヴィオレットは、収監されてしまう。意識を失った彼女が目覚めた時――1年前に時が巻き戻っていた。今度こそ誰の邪魔もせず生きていこうと決意したヴィオレットだったが、周囲は彼女を放っておかない。限界を迎えたヴィオレットの心を救ってくれたのはやはりユランだった。ヴァーハン家から連れ出してくれたユランと共に新しい生活、人生を始めるヴィオレットだが…!? 大人気小説、いよいよ本編完結の第5巻!!
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ヴィオレットとユランの結婚後のお話。ユランは相変わらずだし、ロゼットとは相変わらず良い関係のようだし、良かったなあと思いながら読んでいました。
過去の話も色々あって、オールド視点の話とか特に、ヴィオレットの婚約の話について何が理由で彼が激昂していたのかいまいち分かりきってなかったのだけど、ちょっと理由がわかってスッキリしたというか。
エレファもやっぱり怖かったし。面白かったです。
そういえば、章のタイトルに誤字があって、elena って何…?ってしばらく考えちゃって、結局エレファのことだったみたいだけど、その間物語に集中できなかったのが残念…。あと人の名前は大文字で始めてほしい。意味がわかる誤字なら、無視して読み進められるけど、そうでないものはちょっと物語読むのを邪魔するなあと思いました。
匿名
本編完結
ってことは番外編出ますかね?
最初から読み直してしまいました。
面白かったです。
しかし、
ヴァーハン家がどうなったのかとか、
今後の王家がどうなるのかとか、
まだまだ知りたいです!
書いてくださいますように。
ざまあもできたし
コミック版の話の先が気になってこちらへきました。
小説版のこちらの方が、心の機微がより詳細に描かれていて読み応えがある一方、誰の視点からなのかわかりづらく、読みづらさを感じたところもありましたが。
心理描写が繊細で深掘りされていてすごいです。
前巻は修羅場で涙、ユランの活躍は拍手もので、あのお花畑娘メアリージュンにズバッとよく言ってくれたとスカッと。
今巻では、ヒロインを取り巻く登場人物、ヒロインの父、母、義母、義妹などそれぞれの視点からも語られ。
異常なヒロイン実母の執愛に遭ったヒロイン父の女運の悪さには少し同情。
だからといってヒロインへの態度は許せるものではないけれど。
ヒロイン義母の無自覚な悪意なき方向性のおかしい危なさにぞっとし。
美しいって人を狂わせる罪なのですね。
兎にも角にもユランによるざまあ成功。
ユランのヒロインへ向ける顔と裏の性格のギャップが。病んでいて良いです。
ズタボロだったヒロインが救われてよかった。
コミックとこちらで話の流れが少し違うのですね。
コミックの方のこれからの展開も楽しみです。
匿名
ずっと苦しんでいるヴィオレットを見てきたので読んでいてずっと苦しかったですが、この最終巻でユランやみんなと幸せになる姿を見ることができて本当によかったです。今までずっと苦しんできた分もっともっと幸せになってほしいなと思います。