【感想・ネタバレ】ダナーク魔法村はしあわせ日和 ~いとしのマリエラ~のレビュー

あらすじ

イズーはダナーク魔法村の青年警察署長。魔法が苦手なはずなのに、魔女長候補の少女ビーに惹かれる自分に戸惑い中。そのビーが体調を崩したと聞き、見舞いに向かったイズーに、ビーそっくりの女の子が暴走箒で突撃してきた! マリエラと名乗るその子は「母親のフラン」に会いに来たという。そしてその数日後、ベルとシーカーが失踪した。ふたつの事件は、ビーに隠された秘密へと繋がって!? ※あとがきは収録されていません。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この巻で村人の主要な人物関係がちゃんと分かりました。本当に村中親戚って感じです。

これまで、チラチラ出てきてはいましたが、答えが出てなかった、フランが次期魔女長候補から外されているのかという理由や、ビーの成績が悪いのに、力は強いと言われる理由とビーにそっくりのマリエラの正体も分かりました。ちょっとすっきり。

また、「鳥籠の王女と教育係」で出てきていた魔王ゼラスが出てきました。長生きしてて、またここでも騒動を引き起こしてるみたいで、ほんと困った人(?)ですね。

それにしてもどうもこの巻で最終巻のようですが、前巻で出てきていたイズーの義兄デイルとは対決しないのか、とか、国境警備隊隊長のレカールは何者だったのかっていう疑問が残ってしまいました。

次は短編集のようですが、もしかしたら、このあたりの話とか、全巻通しても知らないエピソード(イズーがコウモリになったところとか)が出てきてたのを読ませてくれたらうれしいです。

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2011年01月08日

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